横浜未踏スポットの旅

 連休初日で好天でもあったので外出しようとは思いつつ何処も混んでそうだなと思案していたのだが、結局近場の未踏地に行く事にした。横浜の三渓園。名前は知っていても場所が本牧の更に先、バス/車でしか行けない場所なのでこれまで行った事が無かった。
 アクセスを調べると桜木町か根岸からバスと言う事だったが、桜木町からだと連休で道が混んでそうだったので根岸経由で向かった。バス停から徒歩10分程で到着。
 中は思ったより広々していた。

 三重塔や社殿、合掌造の建物などやけに建物の種類が多いと思ったが、実は主に鎌倉や京都の古い建造物を移築したものらしい。ここは明治の実業家の手によって建てられたが、骨董品と同じく、建物も蒐集したという事なんだろうな。庭園の広さや移築した建造物の数からその財力の程が伺える。
 展望台があったので山を上ると、目の前には京浜工業地帯と首都高と海が。

 工業地帯は埋め立て地なので、建設当時はすぐ傍まで海が迫っていた。遠く磯子や金沢方面も見渡せたが、この辺りの景色は同じ沿岸でも川崎〜鶴見方面とはまた違う風情があるな。川崎〜鶴見辺りの海は100%工業地帯だが、この辺りはそれに加えて生活感や鎌倉や江戸、明治の名残りが混在している。
 帰りは横浜駅行きのバスに乗ったら満員かつ渋滞で疲労倍増。途中、本牧を通った時に思い出したが、アデミ●ソンはインスタでよくこの辺りのスポットを投稿してるので、多分この近辺に住んでいるのだろうと思う。またその後中スポーツセンターの前も通ったのだが、ここは昔よくフットサルで使ってたので懐かしかった。横浜駅まではかなり時間が掛かりそうだったので途中元町で降りて電車で帰宅。