新横浜公園を散策

 今日はマリノスの新体制発表会@日産スタジアムだった。メインスタンドが一般開放されたようだったが、横浜で別の予定があったので行けず。予定が終わったのは15時過ぎで発表会はとっくに終わっていたが、せっかくなので新横浜公園やスタジアムに寄って新練習場など色々見て周る事にした。
 小机からスタジアムに向かい、まずは土手沿いにメイン練習場である日産フィールド小机を見つつ

公園内に入って同じく練習で使われる球技場へ。

この球技場は公園内で最後に出来た施設だが、天然芝なので昨年から試合日にスタジアムから公園を眺めつつ練習での使用を薄々予想はしていた。球技場の周りは他のグランドや広場が隣接し、ランニング、サイクリング、あるいは様々な球技や遊びで訪れる人たちで賑わっていた。芝の質などはこれまでと変わらない水準だと思うし(むしろ日産スタジアムと同じ管理になるだろうから向上するか)、非公開にしたい場合はスタジアム内で練習すればよいので、チームそのものに大きな影響は無いとは思うが、やはり誰もが利用できるという「公」園の特性と特定のプロスポーツチームの(優先)使用との間にはギャップが存在すると思う。公園内のしんよこフットボールパーク(人工芝)は年度が変わればユースが主に利用するらしいが、今日もユース年代の試合が行われていたように、これまで周辺の様々な学校、クラブチームが利用してきた中で今後はそれが難しくなる訳だ。
 やはりここは中長期的にはあくまで「仮の宿」という位置付けとなって欲しい。まとまった土地がすぐに手に入る訳では無いので今後しばらくは新横浜が拠点となるだろうが、国内で常に上位に食い込む為に、また選手獲得や一体的な運営など総合的なクラブの発展を考えれば専有施設の建設は不可欠なので、常に良い条件で建設出来る場所は無いかアンテナを張っていて欲しいものだ。

 公園を散策した後はスタジアム方面に向かい、普段行かない地上階を歩いてみた。

 このように日産スタジアムは地上から無数の柱を打ち込んだ上に土台を乗せてスタジアム本体を建てている。それはこの公園全体が鶴見川が増水した時に調整池となる為なのだが、故に建て替えるなら土台を支える柱もどうにかしないといけないので既存のスタジアムを建て替えるより多額の資金が必要になる。このスタジアムが開場して18年が経ったが、建て替えの話が出るにはその倍、30年以上の時が必要になるだろうな。ちなみに地上階にはこれまでの最大水位の記録も表示されていた。

 地上階からいつものスタジアムコンコース階に向かうと、東ゲート前の日産の広告幕は中村のみの掲示。

昨年までは残る2コマ分はアデミウソンと藤本。藤本も清水→名古屋→横浜→大阪と結構な移籍遍歴だな。見事に東海道新幹線沿いだが(笑)
 東ゲート近くのオフィシャルショップとゼビオの施設が入った建物は改装中だった。

 案内板によるとゼビオは公園内に移転するらしい。友人から聞いた話だが、ここもマリノスの選手向けの施設になるという噂。元々はレストランだったし、そういった施設かもしれない。

 そんな感じで開幕まで1ヶ月以上ある中で色々新シーズンの下調べをば。観戦が無い分、この時期はやはり感覚が狂う。