元々この3連休は3/21に新しく出来たサンガスタジアムに行く予定だった(京都×群馬)。しかし新型コロナの影響で3月の試合が全て延期されてしまってキャンセルも考えたが、折角の連休だし、京都も海外からの観光客が激減して人も少ないという話なので行くことにした。試合に合わせる必要が無くなったので日を3/20にして。
普通京都に行く時は新幹線だが、今回は飛行機で。今回周るルートを考えて当初の新幹線から変えたのだが、羽田伊丹便でも数日前に窓側席が取れてしまう辺り、やはり長距離移動に関して相当人が減っているのだろう。伊丹に付いた後はモノレールで終点門真市駅まで向かい、そこから京阪線で最初の目的地石清水八幡宮まで。山の上にあり、駅からケーブルカーを利用。近くには京都市街を一望出来る展望台もあった。この辺りは宇治川や桂川の合流地点で高速道路も走っており、かなり複雑な地形をしている。川の対岸が大山崎。ここからでも京都タワーはよく見えた。
山を下りた後は再び京阪線に乗って宇治に向かい、まずは宇治上神社、宇治神社を参拝。この二社は隣接しており、一対の存在という。参拝後は川を渡り、対岸にある平等院へ。ここは中学の修学旅行で行ったのは薄っすら覚えているが、雨が降っていたこと以外詳細は殆ど記憶に無い。この鳳凰堂だけでなく境内の庭園全体が見事だった。この後は土産に茶を買ったのだがこの時点でまだ13時半だったので京都市内へ。市内も未踏の地を中心に、ということでまずは龍安寺。ここは電車だと乗継ぎや徒歩で時間が掛かるが、京都駅前から目の前まで行くバスがあったので乗車。やはり京都市内を周るならバスか自転車だな。さすがにここまで来ると人もそこそこ多かったが、連休の割にという規模でもあった。欧米からの観光客がそこそこいたのは意外だったが。
近辺には金閣寺や仁和寺もあるがどちらも行ったことがあるのでこの後は晴明神社へ。ここもバスで乗換無しで行くことが出来る。それほど大きい社ではないが、特徴ある面白い場所。安倍晴明というと術を用いる陰陽師のイメージが強いが、実際は天体観測をベースにした占いを生業とする人物。当時の人にとって占いが当たるのは人知を越えた不思議な力を持つと思われたんだろうけど、そのイメージが膨らんで魔法使いのような存在となるのは、西洋において錬金術師が魔術師扱いされるのに似ていて面白い。
既に日が傾いていたが、最後は祇園へ。ここも実は行ったことが無かった。まずは白川筋を散策し、花見小路へ。何だかんだ京都に行くと歩き倒してしまう。この日も25000歩。最後はバスで京都駅に戻り、新幹線で帰宅。かなり減便しているとのことだったが、それでも自由席は半分程度しか埋まっていなかった。