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 日々の忙しさのせいで(言い訳?)今日がアジアユースの緒戦だと知ったのは数日前と言う有様。今回は北朝鮮、イランと同組と言うかなり厳しい組み分け、北朝鮮には去年の予選でも対戦(2005/11/27参照)し、その時は大苦戦の末のまさに辛勝だったので、試合前は気が気じゃなかった。しかも試合前に何人か体調不良とかいう不穏な情報まで伝わってくるし。だが結果は2−0で快勝。勝点0or1では残りを絶対に勝たなければいけなくなる余計なプレッシャーがかかってくるので、緒戦に勝点3を取れたのは本当に大きい。

 北朝鮮のフィジカルの強さは相変わらずだったが、去年のような、いつ点を取られてもおかしくない怖さは感じなかった。前回はなかなか自分達のペースに持ち込めず、90分を通して押され続けていた印象なのだが、今日はよくボールを繋いでいたし、シュート数でも圧倒していた。Jでの出場機会や海外遠征の経験が積み重なった結果、個々の力が伸び、チーム力がUPしたんだろうなぁ。逆に、北朝鮮はそういう経験が不足して伸びなかったのかもしれない。U−16、17辺りまでなら素材だけで勝負できるけど、この世代になったら高いレベルで経験を積む事が大事になってくるだろうし。

 個人では福元、槇野のCBコンビは鉄壁だったな。本当に頼もしい。今から北京五輪代表に合流した時を想像してしまう(笑)

 まだ緒戦が終わっただけで、ベスト4以上に残らなければU−20W杯(“ワールドユース”の響きに慣れきっているので、この名称にはまだ違和感がある。)には出場できない。ベスト4以上とは言わず、U−16が成し遂げたように、是非優勝を!