12月の雨

 冬=寒空の晴れというイメージだが、今日は氷雨という言葉が当てはまりそうな程寒い一日だった。そういう日に限って仕事が立て込んで出社しないといけない。別に予定が無ければ出社するのは苦じゃないし、むしろ自分のペースで仕事が出来るのでやりやすいんだが、こういう天気は気が重い。
 気が重いと言えば、最近までプロジェクトに関っていた他部署のある管理職が精神的な病を抱えて長期欠勤している話を思い出す。見舞いに行った人の話によれば、ずっと遠くを見つめたまま何をするでも無い日々が続いているという。つい先日まで共に客先に行っていた身からするととても信じられない。
 果たしてその視線の先には何が映っているのか?窓の先に広がる平穏な風景か、あるいは過去自分が手掛けてきたプロジェクトの(時には激しく多忙な)日々か?大変不謹慎な言い方かもしれないが、多少の羨ましさすら感じた事は否定しない。そこまで追い詰められる程仕事に没頭した経験の無い人間からすれば、そんな思いも出てきてしまうさ。
 ただ、今日の帰りに友人宅で飲んで(+スキ焼)、“あ、まだ俺は大丈夫だ”って思った。仕事が全て、生甲斐という選択肢もあるんだろうが、やはりそれは俺の生き方ではない。


 初めてやったみんゴルは結構面白かった。