昨日カラオケの最中にそういえばそろそろ試合が終わる頃だと思って携帯でチェックしたら0−3と。そのせいでこのままオールの勢いが一気に削がれて結局タクシーで帰る一因になったのだが(苦笑)、今日映像を見たら悔しさも出ない程の完敗。しかも枠内シュート0だったのかよ。U20W杯の開催地エジプトは97年にもU17の開催地になっていて、その時も日本はアジアユース4位で出場権を逃したのだが、その意味であの国は鬼門なのかもしれない。
2年前は水沼、柿谷らのU16が韓国を結果・内容共に破っているので、今回の敗因はやはり準備不足、そしてメンバーが召集出来ないなら出来ないなりにチームを作る術をコーチ陣が持ってなかったのが原因だろうか。結局最後までこの世代の現時点のベストメンバーは誰なのか分からないまま終わってしまった。サウジで負けた同じ週末にJで金崎、香川、齋藤、大竹、益山、清武といった面々がクラブで試合に出たりベンチに入っているのが今回を象徴しているようにも。もう代表というより選抜と言った方が良い位。
まぁコーチ陣と言えば、今の日本はそもそもA代表と五輪代表、ユース代表がチームの方向性といった点であまりリンクしていないし、ユース年代の中でも指導者によって大きく戦い方が変わる。例えば2年前のU16のような城福サッカーがある一方で、大熊時代のU20のようなロングボール&フィジカル重視サッカーがあるといった具合で。女子代表は北京のなでしこも同じ昨日世界選手権準々決勝で惜しくもPKで負けたU17代表も、同じ様な技術と運動量、連動性のあるサッカーなのとは対照的に。
次は原口、宇佐美(91〜92年)の世代か。2人とも所属クラブを考えたら2年後にいきなりレギュラー獲ってるとはさすがに思えないから、今回より召集は楽かもしれないが、まずは監督だ。高校/クラブに関係なくこの年代を知り尽くしている人で、さらに言えばある程度の結果も出している人がいい。今回逃した分、次はアジアユース優勝+本大会ベスト4以上を。