ナビスコ杯準決勝第2戦 横浜M×川崎(日産)


 今日は暑かったけど湿気が無く、とても爽快だった。個人的にBBQでも無い限り昼ビールはしないんだが、こんな日なら飲んだら美味いんだろうなという気候。昼にフットサルして一旦帰ったら猛烈に眠気が襲ってきたので慌てて家を出てスタジアムに向かった。


 マリノスからしたら前半は悪くなかったと思う。渡邊、キムを並べてのハイボール攻撃は、相手の嫌がる所を突くという点では有りだったと思うし、川崎DF陣はクリアするしかないから、相手陣内の深い位置でスローインが取れる利点もあった。まぁカウンターでチョンテセとジュニーニョに抜け出されたけどもそれは飯倉が乗っていて、全て防いだ。
 そういう流れの中で後半20分頃に井川一発レッド⇒PKで先制という流れだったので、これは2点目あるかと思ったんだが、川崎の立ち直りというか切替が早かったのが、勝敗の分かれ目、かつこの後に起こる出来事への伏線だったかなと。川崎もさすがに退場から数分間は混乱してて、PK後も坂田にポスト直撃シュートを打たれたりもしたが、その後は第1戦みたく全員で守り切る意思統一が図られて、クロスやCKが何本飛んできても決定機を作らせなかった。あと1点取ればトータルで追い付くマリノスと、このまま逃げ切りたいフロンターレのギリギリの緊張感で、観てるこっちの胃がおかしくなりそうな展開。
 で、交代枠使い切った後にGK退場ってまるで2年前のデジャヴかと見紛うようなシーンが来る訳だが、見方を変えればあの緊張感の中で先に根負けしたのがマリノスだったって事なんだろうなぁ。


 今日だけに限らず、マリノスは緒戦でアウェイゴールを1点取っておけば今日は1−0で勝ち抜けだったし、そういう今までの積み重ねがこういう重要な試合に出るものだと考えれば、2試合トータルで見たら川崎の決勝進出は妥当というしかない。決勝はFC東京×川崎ねぇ・・また予測しにくいカードだが、今直感でいうならFC東京がまたPK勝ちの予感。