J1第5節 大宮×横浜M(NACK5)


 友人チームの試合の後は近くの青葉スポセンで少し運動し、大宮へ。
この試合で勝点1以上挙げればマリノスは首位という事だったが、開始から大宮優勢の展開。大宮戦というといつの間にか点を取られて負けるor引分けるイメージなんだが、今日はパスを繋ぐ、左右に揺さ振るという意図が明確だった。
 ただそれでも前半に中村のCKが(多分)直接決まってマリノスが先制し、そのまま前半終了。会社の飲みで行けなかった水曜の山形戦@三ツ沢は観戦した複数の友人から内容は山形優勢だったと聞いたのだが、今日みたいな感じだったのかな。
 てな訳で後半も同じ様な流れで大宮が同点に追い付いた後も、最後まで勝ち越せると思っていた。実際チャンスは結構あったし。(大宮の決定機も何度もあったのだが。)試合はそのまま1−1で終わり、マリノスが得失点差で首位に。
 奇しくも丁度この試合がリーグ戦折り返しの17試合目という事で、もし前後期制ならばファーストステージ優勝(それも劇的な。)という事になる。ただJは05年以降年間34試合を通して優勝チームを決めるレギュレーションであり、ならば残り17試合同じように勝点を積めるかと言うと・・・。
 今季は押されててもセットプレーやカウンター1発で勝点0を1に、1を3にする試合が多く、それはそれで勝負強さと言えるのだが、何と言うか・・・トーナメント戦で勝ち上がるチームみたいなんだよな。これがナビスコとか天皇杯なら一気に頂点へ、となるのだが、長いリーグ戦では話が違ってくる。以前この3大タイトルを陸上に準えて、Jは長距離、天皇杯は短距離、その中間であるナビスコは中距離に例えたが、リーグ戦を勝つチームは相応の持久力が必要になる一方で、今のマリノス(の試合内容)は、明らかなオーバーペースでマラソンを走っているように思える。確かにペースを速めれば途中のラップタイムは好記録が出せるけど、最終的にトップでフィニッシュする為の残り半分のスタミナやドリンク補給の戦略は有るんだろうか?それは例えば補強だったり控えの底上げだったりする訳だが、その候補である狩野、長谷川アーリアはと言うと・・・。
 震災の影響による変則日程で、大宮とは今月終わりにすぐまた対戦する。それから神戸ともナビスコ1回戦第2戦とリーグ戦が続き、8月第1週は柏戦@日立台(個人的にこのスタジアムは楽しみ。)。対戦2順目ではどうなるだろうか。 


 と、なでしこの試合まで寝るには短すぎたから異例の長文観戦記(笑)帰っても未だ肌が焼け過ぎて熱い。