恵方巻き

 今日はFBやtwitterなどで何人かの友人が恵方巻きを食べたとのエントリを上げていたけど、個人的にああいった具が複数入った太巻きはあまり好きでないという事情があるので(苦笑)ずっとスルーしてただけに、そこまで浸透しているのが意外だった。
 10年程前、自分がコンビニでバイトをしていた頃に初めて“恵方巻き”なる商品が売り出されたと記憶している。それ専用のポップ等の販促品も出たけど、当時は本当にロールケーキ大の太巻き寿司そのままという感じで、大量に入荷した割にあまり売れ行きは良く無かった。(少なくともバイトしてた店では。)いくら何でも行事として定着さすのは無理があるだろ、と思っていたら、年を重ねる毎にポップで“今年の恵方(方角)”を出したり、大きさも食べ切りサイズになったりして色々と進化していき、↑のように定着にするに至った、と。ハロウィンと似た様なものだな。これはどう考えてもディ●ニーの力で、恵方巻きの方はコンビニを始めとする小売業界主導という違いはあるにせよ、どちらも年間を通した販促の隙間を埋める商品という意味で。(ハロウィンなら夏とクリスマス、恵方巻きなら正月とバレンタインの間を埋める)10年も経てば、一種の“伝統”として定着してしまうのかという思いと、定着するにはやはり10年位掛けないといけないのかという両方の思いがあるんだが、バイトしてた頃を思い出してなかなか興味深かった。

 ちなみに太巻きが好きではないという話の続きだが、納豆とかカッパ巻、鉄火巻なら全く問題無いんだが、どうも卵とかデンブを米と一緒に食べるのが受け付けない。寿司のネタでも卵焼きは出来るだけ避けたいところ。