J1第20節 仙台×横浜M(ユアスタ)

barcaw2012-08-04
◆山寺へ
 気付けば3年連続のユアスタ行となっていた。7時過ぎの東京発の新幹線に乗ったのだが、既に結構な人の出でさすが夏休みという感じ。今年は山形を経由し、山寺を観光してから仙台に入る事にして、11時頃に山寺駅着。小学生の頃に行った記憶はあるが詳細は殆ど覚えておらず、故に今回行く事にしたのだが、石段が千段位あると言う事でここだけ上下サッカーユニに着替えて挑戦した。

 ここは玉こんにゃくという団子の様に刺した蒟蒻が名物なのだが初めて食べたらダシが浸み込んでて美味かった。で、30分程かけて最上段まで上り、帰りに五大堂から眼下の風景を眺めると、周囲が一望出来てまさに絶景だった。観光客の中にアルディージャユニを着た人がいて、おそらく大宮辺りから観光に来て自分と同じく運動着代わりにユニ着てたんだろうが、一瞬山形と試合かと錯覚したわ(苦笑)

 丁度昼時だったんでここで昼を摂っても良かったが、仙台に直行した友人らが待っててくれるというので、昼飯は牛タンに決め、そのまま電車で仙台へ。山寺〜仙台は快速で1時間と意外に近く、本を読んでいたら何時の間にか着いていた。

◆試合
 牛タン後、ホテルにチェックインし、ユアスタへ。ベガルタ戦は日産でも観ているが、3年連続同じ場所で観てると定点観測的に年々強くなっているのが良く分かる。2年前は奇しくもこの日が一周忌であった(今日も試合前に黙祷が捧げられた)松田のゴールで1−0のマリノス勝ちだったが、内容的に負ける要素はあまり無かった。それが去年、今年とベガルタが徐々に内容で押し始めている。
 特に攻撃面で単発なマリノスと何が違うのかと思って観ていたんだが、目に付くのはフォローの有無。サイドでも中央でも仙台が攻める時は誰かがパスコースを作って孤立しないようにしていて、どこか関塚時代のフロンタに似ている。パスを左右に広く回しながら何時の間にか相手ゴール前に辿りついてシュートシーンを作るという部分で。一方でマリノスの場合、ボールを持ったら独力で突破せざるを得ないパターンが多い。今日の2得点も、中村の個人技とクロス⇒オーバーラップした金井のヘッドというパターンで、なかなかハイレベルなゴールだったんだが、あれだけのシュートやクロスを上げる高い能力が前提なので、パスを回して走ってフリーのシュートチャンスを作る、という場面はあまり無かった。
 まぁベガルタも得点はCKとPKだったんだが、一度逆転された後に追い付き、さらに攻勢に出た時の圧力はさすがだった。これぞホームの空間が作り出す雰囲気という感じ。
 と言う事でやはり専スタは素晴らしいという結論で。