J1第17節 仙台×横浜M(ユアスタ)


■仙台行
 仙台に行くのは3回目だけど、1回は出張で駅周辺を往復しただけだったから実質16年振り2度目。
 3時にチェックインし、ユアスタに行くまでに間に青葉城に行こうと思ってたんだが、宿に着いたら移動疲れで再起動するまで多少時間が掛かってしまい、七夕祭り散策に予定変更。匂当台公園〜仙台駅まで約40分程商店街を中心に歩いてみたけど、商店街だけでなく駅や街角の至る所に飾りがあって、本当に街全体の祭りという感じで壮観だった。

■観戦記
・ついにユアスタ到達。ラグビー仕様で両G裏にスペースが広がってるのが難点といえば難点だが、観易さとかスタジアム全体を覆う屋根とか総合的に判断してフクアリに匹敵する。
・試合内容は、ここ数試合と特に変わった所は無いかと思う。マリノスは先制点を取れたのが最大の勝因かな。
・最近は山瀬と小野が交互に使われているんだが(試合中の交代含む)、ポジションが被るとは言え山瀬程の選手には失礼な起用だと思う。小野が独りで全てを決められる特別な才能の持ち主ならともかく、現状で起用されてるのは(もちろん水準以上の技術はあるにしても)恐いもの知らずの積極性、という要素が大だし。
梁勇基を見ていて、プレースタイルが誰かに似てるなとずっと思ってたんだが、今日試合を観ながらふと思い浮かんだ。奥に似ている。超絶個人技を魅せる訳ではないが、正確なキックと広い視野で味方のゴールをお膳立てしつつ、自分でもミドルレンジからシュートを狙っていくスタイル。もし日本代表入りの資格があったなら、代表レギュラーは厳しかっただろうけど、海外組のいない試合には継続的に呼ばれて代表キャップ15〜20位は刻んでたと思う。
・帰りに最寄駅まで歩く途中、相当アルコールの入った地元のオヤジ(千昌夫似・ベガルタTシャツ着用)に「いやーマリノス強かったなー。」とマリノスユニを着ていた友人共々握手を求められた。連れの女性(娘?)は素面で「横浜から来たんですか?」と聞いてきたので、「はい。ユアスタは良いスタジアムですね。」と儀礼的に返答し、交流を深めた。
・帰りの地下鉄の降車駅で気付いたが意外と地元(仙台)のマリノスサポーター多し。
・街の中心部からスタジアムまでの距離とか、地下鉄のコンパクトさ(車両・駅間距離)などは、以前行ったミラノを思い起こさせる。あの街も地下鉄で2駅位なら十分歩ける距離だったし、スタジアム(サン・シーロ)は郊外だったんで。人口規模は同程度だったはずだから、自然とそうなるのかな。