- 土曜の散策
今日は19時から等々力で試合観戦予定だが、スタジアムに行って帰るだけなのも味気ないので昼から外出。前から行ってみたかった立川にある南極・北極科学館へ。等々力とはかなり離れているが、南武線使えば武蔵小杉まで1本。
行きは渋谷経由で井の頭線、中央線を使ったのだが、乗り換えで渋谷駅を歩いていると目の前にサッカーユニを着た外国人観光客と思しき若者が。ユニの後ろにAARHUSとあったのでどこかと調べたらデンマークのオーフスだった。てことはその彼もデンマークから来たのかな。ヒュンメルの白いシンプルなデザインでカッコ良かった。こういった日本では入手困難なリーグ、クラブのユニは気になって見てしまう。
そんな事もありつつ立川に着いて、そこからモノレールで1駅乗って目的地に到着。周囲は広々とした敷地に国の研究機関や裁判所が建ち並ぶ長閑なエリア。
ここも国立極地研究所という国の機関に付随する施設で無料で見学できる。展示内容は極地での研究成果や南極基地での活動紹介などで、↓のような剥製や現地で採取した鉱物なども展示されていた。大人も子供も楽しめる内容。
普段は歴史系の施設や展覧会にばかり行ってるが、たまにはこうした科学系も良いな。
立川へはバスで戻り、試合にはまだ時間があったので喫茶店でしばし休憩。こういう場所に行くのも久々だったが、家や会社とは違う場所で一息付くのは大事だよなぁと。色々と頭の中を整理できた。
- 試合
夕方にスタジアムへ。来週は日産でマリノスvsフロンターレだが、その「ダービー」の命名やポスターデザインで色々事が起きている中で、この試合も「神奈川ダービー」ではある。まぁこのカードに何かの因縁なりライバル心は特に感じないけども。ユニも同じ水色系統でPUMA、更に言うとFCユニの背中にはスポンサーの「FRONTIER」が入っているので、後ろから見ると一瞬フロンターレユニかと錯覚してしまう。
試合序盤はFCが優勢で何度か川崎ゴール前まで攻め込む場面があった。5月まで未勝利が続いたが、初勝利後は粘り強く勝点を積んで、川崎にはホームで勝ってもいる。この序盤で先制出来ればあのホームでの試合を再現出来たかもしれないが、徐々に川崎が押し込み始め、10分過ぎに左クロスを山田が合わせて川崎が先制。その後も川崎ペースが続いて35分頃にはPKを得て、宮代が決めて2-0。川崎も押しているが単純なパスミスも多く決して盤石という訳でも無さそうだったが、理想的な形で2点差を付ける事が出来た。これで前半終了。
後半も川崎ペースだったが、ボールを支配する割に決定機はあまり無かった。この辺りはやはり前線が「軽量」なのが影響しているのかなと。エリア内にいるアタッカーにボールを入れても、そこから強引にシュートを持ち込むまでに至らず、周りとの連携でシュートチャンスを作り出そうとするものの、相手の人数も揃っている状況では手数が増えるほどブロックやカットされる確率も高まる訳で。L・ダミアン、小林といった選手ならシンプルにクロスを入れるだけでそれを決める力があるが、今はそれが出来ていない。
その意味でも、良いサッカーすればチャンスを作れてゴールも生み出せるというより、安定的に点を取る存在がいるからこそサッカーが上手く回るという面が大きいのではと思う。マリノスはまさにそのパターン。いくら最終ラインから美しい展開でボールを運んでもアンロペ、エウベルがいなかったら?
後半半ば以降はFCも選手交代でサウロ・ミネイロ、伊藤らアタッカーを入れて押し返すようになった。余談ながら「サウロ・ミネイロ」という名前の響きからして既にサッカー上手そうなブラジル人という印象があるw 実際、その突破力で対面の川崎CB高井に対して優位に立っていたし。高井もそれまでは鋭い読みで相手の攻撃を抑えていたのだが、ここは分が悪かった。ただU20代表では不完全燃焼だったが高さがあり繋げるCBということでそのタイプが少ないU22代表も近々選ばれると思う。
ここでFCが1点返したら分からなかったが、終盤に途中出場の瀬川がミドルを決めて3-0。そのまま川崎が逃げ切った。
川崎は3-0とスコアは快勝だが、内容はまだ再建途上という印象。ただ先に書いたように前線の軸が定まらないのが大きいとも感じていて、両CFの復帰までは厳しい戦いが続くのではないかと。逆に言えば来週Lダミアンが復帰すればマリノスにとっては脅威となる。(小林悠は恐らく今月下旬以降の復帰)
横浜FCは川崎を押し込む時間帯もあったが、要所で相手の圧に抗しきれずミスが出て失点してしまった。ホームでは川崎に勝ってるし、浦和とも引き分けているが、アウェイだと4月のマリノス戦然りで相手をリスペクトし過ぎるようにも。
- 試合後
終了後すぐスタジアムを出て帰宅。昼から出歩いていたので大分疲れた。