2023年観戦の振り返り

 年を跨いでしまったが去年の観戦を振り返る。
2023年観戦数:49試合
 22年の40試合を越え、これまで最も観戦していた時期である00年代後半に匹敵する水準。マリノス戦始めとするJ1メインにJ2、J3、その他ルヴァン、天皇杯や代表戦、選手権等等・・というのは例年通りだが、今年は特に夏以降に初地域リーグ(関東リーグ)、JFL、18年振り海外観戦など様々なカテゴリの試合に行けた。
 マリノス戦に関してはリーグ戦ホームは11試合、その他ルヴァン、ACLと合わせて14試合のホーム戦に行き、スーパー杯やリーグ戦アウェイ(川崎、C大阪FC東京、広島)と合計して計19試合観戦。リーグ戦11試合では年チケの元が取れたとは言えないが、そもそもホームゴール裏2階での観戦はもう良いかなとシーズン途中からバクスタ2階が定位置となり、年チケは都度リセールに出していた。10試合売りに出して9試合で売買成立。24年は年チケもバクスタにする予定。座席固定では無く都度指定できるタイプの。

■ベストゲーム
※ここでは両チームがお互いに持ち味を高いレベルで出し合う試合を選考
過去の受賞試合

年間観戦ベストマッチ(2006-2022)

1位:横浜M4-3柏(2023/6/10 J1第17節@日産)
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 ATにマリノスが3-3の同点に追い付き、直後に一森が前に飛び出してガラ空きとなったゴールに柏の選手がハーフラインからロングシュートを放つもクロスバー直撃→更にその数分後にマリノスが勝ち越しというこの数分に全てが濃縮されたような試合。 

2位:浦和1-0アル・ヒラル(2023/5/6 ACL決勝第2戦@埼スタ
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 2位は試合そのものというよりスタジアム全体の雰囲気に対して。あれだけの空気を作れるのは浦和ならではだと思うし、(自分が座っていた)バックアッパーの人々でさえもチャントが自然に出てくるスタジアムは他にない。

3位:川崎1-2横浜M(2023/2/17 J1第1節@等々力)
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 ベストゲーム常連のこのカードだが、開幕時点では川崎もまだ前年までの強さを感じたという意味でここにランク。両チーム合わせ鏡のような布陣で、その高いクオリティを存分に堪能。これが7月の日産での試合になると、お互い負傷者がいた影響もあったと思うが、サッカーの質自体も前年までとは変質、低下しているのが感じられた。

4位:福岡2-1浦和(2023/11/4 ルヴァン杯決勝@国立)
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 23年も様々なファイナルを観に行く事が出来たが、その展開だけでなくサッカーそのものも面白かったのはルヴァン決勝。観戦記でも書いたが、開始から仕込んできた狙い通りのサッカーを披露する福岡と相手の予想外の出方に困惑する浦和という構図が18年決勝の湘南とマリノスに重なった。

5位:清水2-2千葉(2023/7/16 J2第26節@国立)
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 5位はJ2最多入場記録を更新した国立の試合。千葉は当時はまだ中位ながらこの試合もでは一時逆転するなど清水相手に引けを取らない戦いぶり。観戦記を読み返すと「両チームにとっては痛み分けと言える結果」と書いていたが、最終的な結果を考えると、特に清水はここで落とした勝点2が響いたと言えるか。

■ベストゴール
過去の受賞ゴール

年間観戦ベストゴール(2006-2022)

1位:松原(2023/3/18 J1第5節 横浜M2‐1鹿島@日産)
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 この日は相鉄東急直通線が開通し、初めて菊名を経由せずに新横浜駅まで直行して向かった試合。朝から雨が降り続く日でもあったが、丁度バクスタ1階ホーム側で観ていて、地を這うようなシュートを真横で観る事が出来た。ゴールに突き刺さった後水しぶきが飛ぶのと共に爽快なゴラッソであり、この体験がゴール裏2階席から観戦場所を変えるきっかけの一つにもなった。

2位:エルナンデス・ロドリゲス(2023/9/16 Kリーグ1第30節 仁川U2‐1済州U@仁川フットボールスタジアム)
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 超久々に海外で観戦した時のゴール。1-1のままATに入り、相手CKからのカウンターから最後はエルナンデスがエリア外からミドルを決めて劇的な勝ち越し。この選手にはマリノスも3日後のACLでダメ押し4点目を決められた。

3位:荒木(2023/4/16 J2第10節 町田3-1大分@町田GION)
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 プロの試合でこれほど上手くハマったセットプレーの仕込みを観たのは初めてかもしれない。最初のキックから常にこちらの予想を越える動きとパスで最後はゴール前でフリーの選手が現れるという見事なゴールだった。

4位:明本(2023/11/4 ルヴァン杯決勝 福岡2-1浦和@国立)
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 最終的に浦和は敗れたので「忘れられたゴラッソ」となってしまっているが、相手ゴール前に走り込みながら後方からのロングボールを正確にトラップし(しかも相手DFが付いている状況で)、フィニッシュも正確というハイレベルなゴール。

5位:エウベル(2023/6/24 J1第18節 広島0-1横浜M@広島ビッグアーチ
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 広島ビッグアーチ最終年という事で行った試合。エウベルは23年もMVP級の活躍だったがサイドアタッカーとして中に切り込んでチャンスメイク&フィニッシュに持ち込む動き、スピードだけでなく緩急を付けて相手を抜いていくドリブル・・等等一番この人らしさが詰まったゴールという事で。

 これ以外で印象深いのはACL山東戦でのヤン・マテウス(横浜M)のループ、FKゴールて事でマテウス・カストロ(名古屋)のJ1川崎戦のゴール神谷(清水)のJ2千葉戦のミドル橘田(川崎)の天皇杯福岡戦でのミドルなど。

■ベスト遠地観戦試合
 これまで「ベスト遠征」としてきたが別にマリノス戦に限っている訳でも無く、旅+観戦のセットで考えているので上記の通り改称。
過去の受賞試合

年間観戦ベスト遠地観戦試合(2006-2022)

受賞:9月ソウル・仁川行
観戦試合:9/16Kリーグ1 仁川Uvs済州U(仁川)、9/17Kリーグ1 FCソウルvs光州FC(ソウル)
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次点:5月沖縄行
観戦試合:5/3J3 FC琉球vs鳥取(タピスタ)
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 23年は11年振り海外旅、18年振り海外サッカー観戦、初海外一人旅だった9月の韓国行てことで。次点は12年振りに行って、離島は初めてだったGWの沖縄旅。この2つでかなり金が出て行ったが苦笑、沖縄では友人にも久々に会えたし、いずれも良き旅であった。
 初訪問したスタジアムは

タピック県総ひやごんスタジアム(沖縄)
スピアーズえどりくフィールド(東京・江戸川区
仁川サッカー競技場(仁川)
ソウルワールドカップスタジアム(ソウル)

の4つ。加えて新スタンド建設後初めてヨドコウ桜スタジアムへ。

 今年は金沢、広島、長崎で新スタジアム開業。マリノス戦で行く機会のある広島は勿論、金沢も新スタに行くのに合わせて未訪の能登にも行ければと名所や交通手段など下調べを始めていたところだった。そんな矢先の元日の大地震。当面難しいとは思うが、復旧、復興の暁には是非行きたい。
 まずはJの日程が出てからまた色々考えますかね。