ソウル・仁川行(初日)

  • 11年振り海外旅

 9月の連休はまた例によってどこかの未踏スタジアムに行こうかなと思っていたのだが、色々日程を見る中でふとKリーグはどうかなと。前々から海外一人旅、観戦旅をしてみたいと思いつつもなかなか実行に移せてなかったのだが、日程を調べると9/16仁川、9/17ソウルと近場で連続して試合という。連休と重なるタイミングでこんなチャンス無いと思い、そのまま予約手配に進んだ。
 ソウルで2泊3日ならいくらでもツアーがあるが、どれも飛行機の時間が試合と微妙に合わず、いつもの国内旅の様に個別手配にした。多少高くなったが、結果的に行き帰り共に羽田でホテルも日系のを2日間押さえられた。
 海外行くのは11年前の釜山行以来で韓国もその時以来だが、ソウルに、そして飛行機で行くのは初めて笑
barcaw.hatenablog.com

  • 出発→仁川へ

 羽田から行くのは便利なのだが出発便は深夜2時発ということで前日の23時過ぎに羽田に到着。金曜だけに若い人が多かったのと、仁川便は女子が多かったな。今回の旅で事前に色々調べたが、大体女子旅が前提のものが多かったが、こうした客層の反映なのだろう。
 0:00過ぎには出国審査、ゲートチェックを終えたのでターミナルで時間を潰し、ほぼ予定時刻に離陸して定刻通り4:40頃に仁川着。入国審査では30分ほど並んだ後、荷物を受け取った。

  • ソウルへ

 仁川に着いたらまずは両替しようと思ったのだが銀行は6時からでATMしかなく、そこに人が集中してここでまた20分ほど食ってしまった。空港のレートは良くないのでソウルに行く分+α程度にして、鉄道で向かう。韓国にもT-MoneyカードというSUICAPASMOのような交通系ICカードがありこれを購入してチャージ。ちなみに駅の券売機兼チャージ機は釣札が勢いよく飛び出して来てしっかりキャッチしないと札が飛ばされる仕様だった。
 6時過ぎの空港鉄道に乗ったのだが途中駅で続々と人が乗って来るのを見て、今日が金曜だったのを思い出し、ひょっとして通勤ラッシュと被るのか?と思ったらやはり乗換駅に着く頃にはかなりの混雑。車内は日本と同じ様にスマホを見るか寝ているかの人が大半で、静かだったのは意外だった。こうして7時半頃にホテルに到着。事前に確認したところ、チェックイン時間前でも荷物だけは預かってくれるとのことで、ここで身軽になってソウル都心部へ。
 まずは朝飯をということで、東大門市場にある定食屋で焼魚定食をば。

焼サワラ定食(東大門市場)

 朝というのもあるし、こういう定食系が食べたかったところ観光サイトで紹介されていた店。店内には4組ほどいたがそのうち自分を含む3組は日本人だった。店のおばさんも手慣れた対応だったな笑

  • 市内を巡る

 その後は東大門市場や周辺を少し歩いた後、両替レートが良いという明洞へ。電車かバスかで迷ったが、バスの方が歩かずに済むのでこちらに。基本、google mapで検索するとバス番号と停留所を表示してくれるので来たバスに乗るだけ。運賃も電車と同じく乗降車時にICカードをタッチするだけで良い。一度乗ってしまえば要領は分かり、今旅ではこの後もかなり重宝することになる。10分ほどで着いたあとは両替して(店の前には日本人の行列が出来ていた)、明洞を少し歩いた後はソウルタワーへ。歩いて10分ほどの場所にロープウェイ乗り場があり(ただし途中坂道がキツい)、そこから山の頂上へ向かう。

Nソウルタワー
北側(明洞方面)
南側(漢江方面)

こう見るとソウルは結構起伏が多いんだなと。展望台には日本を始め様々な国の観光客や小学校の遠足?と思われる集団もいた。

 この後はあまり考えて無かったのだが、とりあえずメジャーなスポットというのとタワーからバスで直結というのもあり光化門広場へ。

光化門と世宗像

よくソウルの映像で出てくる場所というだけでいったのだが笑、門に向かって歩くとかなり厳重な警備のエリアがあったがアメリカ大使館だった。まぁそうなるよな。ちなみに明洞の両替所の目の前は中国大使館だった。丁度昼時だったんで近くに店は無いか探すと参鶏湯屋があったので入ってみると客はほぼ付近のオフィスワーカーと思しき人々だったが日本語メニューもあり、ノーマルな参鶏湯を注文。

参鶏湯(光化門傍)

 食後は地下鉄を乗り継いで漢江の南に渡り、蚕室へ。

蚕室運動場

ソウル五輪メイン会場でありサッカーでもこれまで数多くの日韓戦が開催されたスタジアム。特にフランスW杯予選のアウェイの試合が思い出深い。確か土曜の13~14時くらいのキックオフで、学校から帰ってTVを付けたらゴール裏を埋め尽くす青い日本サポーターが目に飛び込んできた、あの画は今もよく覚えている。
 スタジアムの周囲には特に柵などは無く、入口まで近付けたので見てみると、今は1階部のみ座席を更新しているようだ。調べたら最近改修工事が始まったらしい。

蚕室競技場(内部)

 この近くにはロッテワールドタワーという高さ555mの韓国で一番高いビルがあり、展望台もあるので行こうか迷ったが、既にソウルタワーに行ったばかりだしここはパスして地下鉄で再び漢江の北、東大門に戻って、サッカーショップへ。

Capo Football Store(東大門)

日本で言うKAMOをよりコンセプト色を強めた様な店。最上階はサッカー書籍や展示コーナーがある。さすがというか売り場にはトッテナムユニが前面に。孫興民はコンビニチェーンのイメージキャラクターだったりよく広告を見かけた。

Capo Football Store店内

この店の隣にはアディダスの直営店があり、その他スポーツショップが幾つか並んでいるが、それは昔ここに東大門運動場という競技場があった為と思われる。今は東大門デザインプラザという、あのザハ・ハティドが設計した施設となっている。SNSで教えて頂いたが、ソウル五輪以前はここでも日韓戦が開催されていたという。

東大門デザインプラザ

東大門からはまた地下鉄で鍾路というエリアにある大型書店に向かった。ここで何かしらのサッカー関連の雑誌などあれば買おうかなと。行くと欧州のサッカー誌はあったものの韓国のは見付けられなかったのだが、代わりにKリーグの今季の年鑑があったので購入。

 と市内を回っているうちに夕刻となったのでホテルに戻り(書店から電車で一本)、チェックインして少し休憩した後夕飯に向かった。今回泊まるのはソウル駅から電車で15分ほどの場所にある永登浦という場所で、それなりに駅の規模は大きく駅前には百貨店やカフェなど小奇麗な店が並んでいるものの路地を一歩入れば飲み屋街が広がるという、日本で言えば川崎、錦糸町、北千住の様な雰囲気の街。事前に調べて行ってみたかったサムギョプサル屋に入る。18時半で既に混雑していたがタイミング良くすぐ入れた。

サムギョプサル

素材は店員が焼いてくれる。付け合わせの野菜はセルフサービスでお替り自由。美味かった。

 食後は再びバスに乗って永登浦に隣接する汝矣島(ヨイド)というエリアにある63ビルの展望台で夜景を見る。

63ビル
63ビルから望むソウル市街

 今日だけでかなりバスに乗ったが、運転は日本に比べて基本荒い。4月に京都、大阪行った時は東京に比べてバスの運転がアグレッシブだと書いたが、それ以上。運転手の中にはラジオ?をかけながら運転する人もいてタクシー運転手がバスを運転していると言えば想像出来るだろうか。停留所に停まる時も、大雑把に停まって客がバスの方に駆け寄って乗車する感じで。後、これはバス以前の話だが韓国は日本と逆の右側通行なので、最初はその違いを把握するのに手間取った。

 そんな事もありつつホテルに戻り、初日は25000歩も歩き倒したので即就寝。