気が付けば11月に入り、リーグ戦ももう残り4試合。ホーム戦も今日と12/1の最終節セレッソ戦のみとなった。先月はリーグ戦の合間にルヴァン杯準決勝、決勝が行われて色々慌ただしかったが、それが終わった今は年末感とでも言うかシーズンの終わりを感じる今日この頃。
今日は毎年恒例の新横浜の祭りが開催されていて、東ゲート広場の屋台も充実していたのだが、混んでるだろうと思って昼食は新横浜駅ビルで済ませてからスタジアムに向かった。日産は先月5日の金曜マッチ以来だが、この間にバクスタ2階の一部の座席が更新されていた。
1階と同じ跳ね上げ式の濃い青の座席に。最終節が終わったら残りの座席(主に両ゴール裏)も同じ座席に更新するのだろう。やはりホームスタジアムの座席色とクラブカラーが一致するとホーム感が増すので、来季が結構楽しみ。マリノスだけで無く代表が利用する上でもこの色は良いな。
試合は序盤からマリノスがボールを保持して、FC東京がカウンターという構図。マリノスは押し込んでいるように見えて決定機はそれほど無く、数少ないチャンスは大体仲川の突破によって生まれており、それ以外ではあまり点の匂いはしなかった。どこか先週の敗戦がまだ尾を引いているような内容だったな。ただ今季の無冠が決まったとは言えまだJ1残留が確定した訳では無く、いつまでも引き摺る訳にもいかないのだが。FC東京はカウンター、というか攻撃=ディエゴ・オリベイラという感じで前のこの選手にボールが渡って初めて攻撃が形になるというサッカー。今季は中盤から大失速して特にホームで勝ててないが、確かにこのサッカーは(相手がまず東京の出方を窺ってあまり前に出てこない)ホーム向きではないよなぁ。味スタのこのカードではマリノスに大勝したが、それはマリノスが引かずに前に出てきたのが大きかった。
この様子だとどっちに転んでもおかしくないなと思った矢先にCKから東京が先制。決めたのは先日兵役免除に関する文書偽造によって韓国代表から永久追放されたチャン・ヒョンスだったが、競っていたのはCBのチアゴ。CBが競り負けては厳しい。これで益々マリノスがボール保持し、引いた東京がカウンターという構図が明確になった。
後半も同じ様な展開で、何度か東京ゴール前に迫ったがオフサイドだったりファールだったりで点は入らず。東京もカウンターでマリノスゴール前に迫るシーンはあったが決定機までには至らなかった。そうそう東京のGKは林彰洋だったが、先週戦った湘南のGK秋元も以前このチームにいた。どうもこの2人と権田と合わせた3人のGKはローテーションしているような印象があるなと思って所属歴を見てみると
林彰洋 :鳥栖(13~16年)、FC東京(17年~)
秋元陽太:湘南(14~15、17年~)、FC東京(16年)
権田修一:FC東京(07~16年)、鳥栖(17年~)
FC東京、鳥栖で入れ違いになっていた。この分だと将来林や権田は湘南、秋元は鳥栖に行ったりするのかな(笑)
それはともかく試合はこのまま終了。マリノスは上で述べたようにどこか先月と違う緩い雰囲気が漂い、瓦斯は勝って暫定3位となりACL出場権に望みを繋いだ。しかしあれだけ失速しても未だ3位ってのもなぁ。今節の結果によって次節にも川崎の連覇が決まりそうな状況だが、昨季低迷した中での今季2位という広島はともかく(マリノスを含む)それ以外のチームの安定感の無さが川崎を助けた面はあるな。こういう時に勝負強い鹿島が途中からACL制覇を第一目標にしたというのも大きかったかもしれない。
試合後は早々にスタジアムを出て、東横方面に出る必要があったので久々に大倉山まで歩いた。約3kmで30分。なかなかいい運動だった。