J2第29節 東京V×大分(味スタ)


 J1は日曜開催だし今日は近場のJ2の試合でも行くかなと味スタへ。何故か今月の旅行でヴェルディのアウェイ戦とニアミスしてたので(8/4はその前週に西京極、8/11は行った当日にモンテディオとの試合)、これも何かの縁かなと。ヴェルディサポの友人にも会えればと思ってホームゴール裏を訪問しようかと思っていたら、偶然にもゲートを入ってすぐの場所に立っていた(笑)

 両チームとも情報は大分が2位、ヴェルディが6位と上位を伺う位置にいる事くらいしか把握してなかったのだが、ヴェルディのスタメンには元マリノス、というかマリノスユース出身が2名いた。奈良輪と佐藤優平。奈良輪は湘南、佐藤は山形で情報が止まっていた。今日はベンチ入りしなかったが比嘉もいるし、中澤や先日移籍したばかりの畠中といい、この両チームは昔から意外と選手の行き来が多い。また大分にも松本怜が健在だった。
 試合は前半はやや大分ペース。ヴェルディはボールを後ろから丁寧に繋いで攻めようとするもののスピードに欠けるのでブロックで守る大分を崩せず、大分がボールを奪ってカウンターでヴェルディゴール前まで侵入する場面が目立った。大分の監督は片野坂氏だが、ヘッドコーチとして広島、G大阪のリーグ優勝に貢献し、監督初挑戦がJ3降格した大分という難しい状況の中で初年度にJ3優勝→J2昇格、翌年はJ2で9位、そして今年は28節終了時点で2位と着実に順位を上げている。この人もまた多くの指導者を生み出してきた90年代前半のサンフレッチェメンバーの一人。今季J1昇格するかは分からないが、近い将来必ずJ1のベンチに座っている人だと思う。更にその先ーーーカタールW杯以降の代表スタッフの可能性もある。例えば2024年パリ五輪代表監督とか。大分ベンチを見ていたら結構熱い人の様で、試合中コーチングエリアに立って指示を送っている時間が多かったのだが、後半はエリア外に出て第4の主審に注意されていたりもした(笑)
 後半はヴェルディが押し返して幾つかチャンスを作るようになった。前半やや手詰まりになってもブレずにボールを繋いで徐々に流れを引き寄せる辺りはロティーナの指導が行き届いているのかな。ヴェルディの前目のポジションの日本人選手は小柄でドリブルに優れた選手が多いが、中でもガンバから移籍してきた泉澤のドリブルのキレは頭一つ抜けていた。エリア内でも果敢に仕掛けて相手を置き去りにしていただけに、それがゴールに結び付かなかったのは残念。
 試合はそのまま0-0で終わった。バクスタ中央付近に座っていたが、本当にヴェルディが好きな人が多く、それは一つ一つのプレーに対するリアクションの大きさで明らかだった。いいチームだったし、(それだけにこのタイミングで畠中を引き抜かれたのは痛いはずだが)、来季J1に上がるチャンスは十分ある。J2はまだ2/3を終えたばかりでこれからが佳境だし、今節も首位松本がホームで2位町田に敗れたりと7位福岡辺りまでは自動昇格、PO圏内なら11位山形ぐらいまで可能性はある(※ただし町田はJ1ライセンスを持たないので順位がどうあれ昇格出来ない)。

 帰りはいつも通り西調布まで歩いて帰宅。

J1第22節 横浜M×名古屋(日産)


 日産スタジアムは3ヶ月ぶりか。前回からW杯を挟んだ故か随分昔の出来事のように感じる。17時過ぎにスタジアムに行ったらまだ年チケ待機列が入場中でおかしいなと思っていたら、今日は開始が19時30分、つまり年チケ入場時刻は17時だった。てっきり開始19時、年チケ入場16時30分と勘違い。お陰で席を余裕で確保出来たが、今季の席割り変更のメリットとしてこれまでのようにシート貼りしたり開門前に並ばずとも席を確保できるというのはある。特に2階で観る自分の様な者にとっては。

 夏休み期間なので観戦仲間と旅行や帰省の土産交換をしつつ試合が始まった訳だが、開始4分にいきなり名古屋が先制。名古屋のカウンターから前に出ていた中澤が中盤で空振りする形になってG・シャビエルにボールが渡り、そのままドリブルでマリノスゴール近くまで運んでグラウンダーのクロス、これを栗原がクリアし切れずジョーに渡ってシュート、という流れ。最終ラインの2人が相手の攻撃を止め切れなかったらこうなるわ、という失点だった。
 今日のマリノスは中澤を中央に右栗原、左ドゥシャンの3バックだったが、試合を通じてボールは支配するもののそれは名古屋ゴールエリアまでで、GKランゲラクを脅かしたシーンは支配率ほど多くは無かった。逆にマリノスのミスから名古屋の方に決定機が生まれていた程で。
 後半早々に松原のゴラッソ(エリア外右45度からランゲラクが一歩も動けないミドル)で追い付き、後半半ば過ぎまでずっとボールを支配して2点目を取れる機会はあったはずなのに取れなかった。正直このまま引き分けかなと思い、後半40分過ぎにトイレに行ったのだが、そこで名古屋の決勝点が生まれた(苦笑)後で見たら右サイドからの普通のクロスをジョーが栗原の上から頭で合わせたゴール。今日3バックにして栗原が起用されたのはジョー対策の要素が大きかったと思うが、試合を決める2失点に絡むようではいよいよかなと思う。CBはチアゴ・マルチンス、畠中と補強が続いているのもそれを示唆しているようにも。
 
 名古屋のサッカーは狭いエリアでのパス回しは安定していてさすがだったが、守備はやはり穴が多く、後半15分頃には既に試合時間残り10分の様な打ち合いの様相を呈していた。それでも今日で4連勝というのはやはりジョーが最後決めてくれるというのが大きいんだろうな。逆にマリノスの方は幾らボールを支配しても点を取らなければ、という試合。一番解せなかったのは後半半ば過ぎのウーゴ→大津という交代。大津の身体能力は最後どうにかしてくれるんじゃないかという期待を抱かせるものがある、というのは理解するが、以前述べたようにこの選手は自分と相手DF、自分とパスを出す/貰う味方、というようにサッカーを1対1の関係でしか捉えられていないのが致命的なんだよなぁ。故にチームとして目指すサッカーの形があって、それに沿って個々の動きが定められている今のマリノスのサッカーには最も合わないタイプのように思う。そういう選手を後半入れると言う事は戦術もひったくれも無くゴール前にボールを入れてカオス状態を作り出してどうにか身体能力でゴールにねじ込んでくれという事だったのかな?理性で判断したというより博打と言うべき交代だった。

 そのまま1-2で名古屋の勝利。今節はガンバ、鳥栖が引き分けて下位の差が縮まり、順位表の下半分(つまり10位以下)が残留争いという状況。次節は中3日でアウェイ鹿島戦だが、今日の出来を見るとやはり中澤にとって連戦はキツい。この連戦で中澤がどう起用されるか、新戦力のCBがどう試合に絡んでくるかで色々分かってくる事はあるだろうな。その出場は実力なのか契約なのか、といった類の。

東北行(最終日)

 ここまで日程を詰め込んできたが最終日は余裕のあるスケジュールを組んで駅周辺を観光しようかなと。土産を買う場所も駅ビルには店が色々揃っていたが、ただの土産では面白くないので、友人用に久々にご当地チームのタオマフを探すことにした。秋田と言えばブラウブリッツだが、調べてみると市役所内のローソンにグッズを置いているようだったのでまずは市役所へ。駅からバスで10分も掛からない距離にあり、何で観光客が市役所に行くんだという気もしたが、無事1階のローソンでタオマフを購入。行ってみて気付いたのだが、ブラウブリッツの本拠地であるあきぎんスタジアムはすぐ隣の公園内にある。という訳で行ってみると思ったよりコンパクトな球技場だった。

横浜で言ったら保土ヶ谷公園サッカー場以上、三ツ沢未満という規模。丁度何かの整備中だったのかゲートも開かれていて、目の前にピッチが広がっていた。J3だけにこの規模で問題ないのだろうと思うが、専用スタジアムで周りに多少拡張の余地もあるので、両ゴール裏やメイン、バックのスタンドを拡張すれば日立台NACK5のような箱形の良い雰囲気のスタジアムが出来るかなと妄想しつつ、スタジアムを後にした。いつか観戦で来る事はあるだろうか。

 スタジアムを出た後は市役所前からバスに乗って、駅の手前で降りて千秋公園に向かった。ここは佐竹氏の居城久保田城の跡地で、庭園や神社などが点在している。御隅櫓から市内を眺望。

遠く日本海方面には幾つもの風力発電の風車が連なっていた。秋田に向かう特急からも所々で風車が見えたが、秋田は県として風力発電に力を入れているのだろうか。

 千秋公園を出た後は昼食を食べに店を探していたのだが、前日友人から庄内の美味いものを酒田を出た後で色々聞いて(苦笑)、また次かと思っていると岩ガキは秋田でも食べられるかもという事で市場に行けばあるかと思い、向かった。予想通り市場内にその場で牡蠣を食べさせてくれる店があり、巨大な岩ガキを食す。

これほど大きくて美味い牡蠣は食べた事が無い。

 15時半には空港行のバスが出るので最後は駅ビルで色々買い物し、秋田空港から東京へ。出発ロビー内で流していたニュースで東京がゲリラ豪雨に襲われているのを知って驚いた。この3日間全く雨に降られなかったのだが、首都圏は雨が多かったらしい。今回はJALだったのだが、屋上の展望ロビーからANAのスターウォーズ塗装機があったので取り合えず写真を撮る(笑)

豪雨の影響で機材の到着が遅れ、出発も30分程遅れたが離陸する頃になると日も傾いていて、日本海に沈む夕日を今度は空から眺める事が出来た。

羽田の着陸ルートは色々あるが、今回は房総半島内陸部から旋回して木更津から羽田に向かうルート。丁度千葉の沿岸部に差し掛かった頃に下を見やるとフクアリが見えたのでここでも一枚。

幸い羽田は雨が降っておらず、どうにか傘要らずで旅を終える事が出来た。今回は移動手段や宿の予約を済ませた後はリサーチ不足だった。次はもう少し情報収集&余裕のある旅程に。

東北行(2日目)

 2日目はバスで庄内地方に向かう。こういった代行バスには初めて乗ったが、各駅停車が中型のマイクロバスタイプだったのに対し、快速はこのような大型バス。

これでまずは余目駅(「あまるめ」と読む)に向かい、そこから列車で鶴岡を目指す。途中何度も最上川沿いを走ったが豪雨から日がそれほど経っていない為、所々痕跡が見受けられた。

当初の予定では余目で特急に乗り換えるはずだったがバスで少し時間が掛かって特急に間に合わず、30分ほど待って各停に乗って鶴岡着。そこからバスで1時間掛けて今日の第1目的地である羽黒山に向かった。バスは山頂まで出ているが参道の入り口で降りて上まで登るルート。参道を入って10分程歩くとかの有名な五重塔が。

他にも道中滝や至る所に小さな社があり、山全体が神域であり修行の場であることを実感する場所だった。ただ山頂までは一の坂、二の坂、三の坂という3つの坂があるのだが、どれも長く傾斜のある石段で想像以上にキツい。やはり昨日山寺で“練習”しておいて正解だった。

石段数は山寺の倍以上の約2400段らしい。二の坂を上った辺りに茶屋があり、そこで小休止して眼下の庄内平野を望む。

そして最後の坂を越えてようやく山頂の三神合祭殿に到着。三神というのは羽黒山、月山、湯殿山の三神を指すとのこと。

参拝後、御朱印を貰い、バスで下山。この後は鶴岡の街を観光するか少し北上して酒田に行くか迷ったが、酒田を選び、ここで例によって自転車を借りて街を回った。この時点で14時過ぎだったが昼を食べてなかったので職場の人に教えて貰った有名なワンタン麺の店で遅い昼食。中途半端な時間帯だしさすがに混んでないだろうと思っていたら10人ほど並んでいた。ただタイミングが良く10分程で入れた。

 その後は電車の時間も迫っていたので最上川沿いの公園から市街と日本海を望む。

 そして酒田からは特急で2日目の宿泊地である秋田に向かった。途中海沿いを走るので日本海に沈む夕日を眺めつつ秋田に到着。

 ホテルにチェックイン後、駅前をブラブラしつつ夕食はこれも職場の人に教えて貰った稲庭うどんの店へ。普通のつゆだけでなく胡麻だれもあるセットを頼んだのだが、味の変化が楽しめて美味かった。

 ホテルに戻って2日目が終了。

東北行(初日)

 今年の夏もどこか未踏スタジアムで行けるところは無いか探しはしていて、8/11に金沢、8/12に山口のホーム戦があったのだが、金沢は去年の夏、山口も今年のGWに行ったばかりというタイミングの悪さ。同じ所に時間を置かず行くのも味気ないので今年は2年ぶりに観戦が絡まない旅となった。場所はここ最近西日本が多かったので、久々に東北へ。

 朝6時台の山形新幹線に乗ってまずは米沢で下車。山形は過去何度も行っているが、全て山形市を中心とする村山地方で、それ以外の地域に行った事は無かった。自転車を借りて最初に向かったのは旧米沢城内にある上杉神社

 上杉氏というとまず越後を思い浮かべるが、秀吉時代に会津若松関ヶ原の戦いの後には米沢に転封されて明治維新まで続いた。神社には上杉謙信、景勝&直江兼続、鷹山の銅像があり、景勝と兼続の像は大河ドラマの影響で近年建てられたものらしい。

 その後は上杉家の廟所を経て直江兼続が眠る林泉寺に行ったのだが、本堂に入ると係の人が説明してくれるというので何気なくOKすると、寺の縁起から堂内に飾られた額縁一つ一つまで丁寧に説明してくれて、それは大変有り難かったのだが、電車の時間が迫っていたので途中から気が気では無かった。説明を聞き、礼を言った後は足早に墓地を周り、猛ダッシュで駅に戻り、どうにか電車に間に合った。
 米沢からはローカル線を乗り継いで南陽にある熊野大社へ。ここは日本の三熊野の一つに数えられるという社なのだが、やはり御朱印帳を買うと近くにこうした寺社は無いか調べて寄りたくなってしまう。

 駅から徒歩で15分ほどなのだが、駅にコインロッカーが無く、キャリーバッグを引きながら歩いて石段も上る羽目になってしまった。参拝後は電車で赤湯駅に行き、そこから在来線で山形駅まで。山形駅に着くとモンテディオの横断幕があって、実は今日はホームでヴェルディ戦なのを知った。いつも日程は未踏スタジアムを中心にチェックしているので、以前行った事があるNDソフトスタジアムはチェック対象外だった。18時からということで少し迷ったが、今日の宿は山形駅や(スタジアム近くの)天童駅ではなく、新幹線の終点新庄駅なので断念。ヴェルディサポの友人や地元放送局勤務でおそらく中継でスタジアムに来ているであろう友人に会えたかもしれなかったので残念だったが。
 昼食後は山寺に行った。ここは何度も来ているが山形駅からも近く、翌日かなりの山登りをする予定だったのでその練習として。登り始めたのは14時過ぎで、さすがに日射しは強かったが一時期の東京のような外に出るだけで危険を感じるようなレベルではなく、言ってみれば自分が子供の頃の夏の暑さだった。途中このような狭い階段も通りつつ無事登頂。かなり汗をかいたがタオマフがかなり重宝した。

まぁこの絶景を見れば疲れも飛ぶ。

山寺は計10ヶ所で御朱印を貰えるようなのだが、今回は6ヶ所で頂いた。

 絶景を見た後は帰りの電車に間に合うよう下山して、山形駅から新幹線で新庄駅へ。ここが初日の宿泊先なのだが、駅で代行バスの案内をしていて聞いてみると先週の豪雨で酒田方面の路線が不通となり、今日から代行バスの運行が始まったと。出発時刻は電車と同じだが運行時間は道路事情で変わるだけに翌日のスケジュールにも影響しそうだった。が、それはひとまず置いといて、夕飯に駅前で蕎麦を食べ、夜はDAZNで湘南×横浜Mイニエスタのゴールなど見つつ初日が終了。

J2第27節 京都×山形(西京極)


■日帰り京都行
 当初は8/4-5で西京極→カンスタ(岡山×讃岐)と未踏スタジアム連続制覇を考えていた。だが夏休みが去年とズレたので宿泊はキツいなと思いつつ、現在の京都の順位や2年後新スタジアムに移転予定なのを考慮すると西京極は今年行っておくべきという結論に達し、日帰りの京都旅となった。
 京都駅からバスと電車でまずは出町柳駅に着いた。出町柳からは今回の第一目標である上賀茂神社行きのバスも出ているのだが、折角なので鴨川を眺めつつ近くの下鴨神社へ。やはり御朱印を集め始めて京都に来たからには色々巡りたくなる。

丁度この辺りが鴨川の合流地点。

境内にはこんなものまで。ここは実はサッカーと縁が深いらしく、そう言えば以前中田ヒデが蹴鞠をしたのもここだった。下鴨神社を出た後はバスで上賀茂へ。今回は行きたい場所が遠いのと暑さでレンタサイクルは止めてバス移動をメインにしたが、京都は10分も待てばバスが来るし、1日乗車券なら3回乗れば元が取れるので便利。運転も東京に比べて“積極的”なので(笑)、途中道が多少混んでいても最終的には予定時刻とそう変わらず着く。

正式な名は賀茂別雷神社。市街の北端なので、下鴨神社に比べて山が迫り、長閑な空気が流れていた。この時点でまだ13時半だったので、西京極に向かいつつ途中幾つかの名所を回ることに。まずは大徳寺に向かった。ここは4年前に行った時、塔頭の一つである高桐院が印象的でもう一度行きたくなった。で、行ってみたら耐震工事中で見学不可(苦笑)まぁ他にも様々な塔頭があるので、大仙院(場内写真撮影不可)を見学して寺を後にした。
 大徳寺からはバスで阪急の西院駅、そこから1駅で西京極なのだが、まだ時間に余裕があったのでマップを見ていたら北野天満宮があり、未だ行った事が無かったので寄る事にした。

 ここに限らず天満宮は学問の神だけあって全体的に参拝者に若い人が多く、庶民的なイメージがある。参拝後はバスで西院駅へ。今日は最高38度予想だったが、正午過ぎ辺りから焼け付くような日射しになって、久しぶりにかき氷を食べたくなった。京都なら抹茶とか白玉入りのかき氷とか美味そうだとは思ったが、ここまで結構歩き回って消耗しており店を探す気力も無く、駅前のコンビニのイートインコーナーでガリガリ君を食うに止めた。大分スケールダウンしたがこの休憩で大分回復。そこから電車に乗って17時前に西京極に到着。

■試合
 このスタジアムは他に野球場や体育館もある広い公園内にある。ここまで見てきた観光都市京都とは違って住宅街に囲まれたエリアにあり、どこか三ツ沢公園に似たものを感じた。考えてみれば三ツ沢もみなとみらいや横浜駅の様な観光地からそう遠くない場所にあるが、周りは住宅街で基本的には地元の中高生が部活で使ったり、近所の人が散歩やランニングで利用する場所。スタジアムそのものはアウェイG裏スタンドが曲線を描き、ホームG裏の一部はモニュメントや植栽で占められているなど他の陸上競技場には無い独特の構造だった。
 京都は現在J2最下位で山形は9位という状況だったが、今日は闘莉王が久々の復帰。ビジョンのスタメン表にはDFと表示されていたが、ポジションは明らかにFWで空中戦の強さは相変わらずだった。内容的には山形がボールを試合して押し気味だったのだが、闘莉王が空中戦に勝てるので、そこからの落としやセットプレーで京都も十分対抗出来ていた。京都の先制点も左クロスを闘莉王が頭で中央に落とす→エリア外中央からシュートが山形の選手に当たってゴール前にこぼれる→これをレンゾ・ロペスが押し込むという形。
 両チームともしっかり試合を観るのは今季初めてだったが、山形はポストを織り交ぜつつワンタッチでテンポ良くボールを繋ぐサッカーが意外で、なかなか見応えがあった。山形というと石崎、小林両監督時代のような走って戦うイメージが強かったので。ただ京都ゴール前には何度もボールを運んでいたが、京都守備陣が身体を張ってシュートブロックするなどGKを脅かすプレーはそれ程無かった。今日の京都のGKはU19代表の若原だったが、一つ一つのプレーの選択に迷いがあったり(例えばボールをキャッチした後でスローイングするのかパントキックするのか、等)、相手クロスに対して飛び出してもボールに触れなかったりと及第点とは言い難いプレーだったが、味方に助けられていた。まぁあの川口だってプロデビュー直後は結構ミスが多かったけど試合を重ねて安定感を身に付けていった訳だし、ここはスタメン起用した監督を称えるべきだと思う。GK以外のスタメンを中堅、ベテランにしたのは若いGKというリスクを考えての事だったかもしれない。一方で山形のGKは櫛引だった。先日日本人GKについて少し書いた直後に両チームとも若手、中堅のGKだったのは何かの縁か(笑)キック力の強さはあるし、一度好セーブも見せたが、まだ身体能力に頼っていて安定感があるとまでは言い難い。海外の優秀なGKコーチが付いたら伸びる要素はあると思うのだが。
 後半も同じ様な展開が続いていたのだが、後半20分~30分頃は昼間歩いた疲れが出てきて半ば意識を飛ばしていた。後半30過ぎにU21代表の岩崎が途中出場。前を向いてボールを持った時の歓声の大きさからかなり期待されているのが分かった。左サイドからドリブルで切り込むプレーといい、愛媛からマリノスに帰ってきたばかりの頃の齋藤学の様な立場かな。岩崎は齋藤よりややポジションは前で本来は点取り屋だとは思うが。
 今日はエリア内での接触プレーに主審は笛を吹かずそのまま流す傾向にあったのだが、終了間際に抜け出した闘莉王がエリア内で後ろから倒されても笛は吹かれず、そのまま山形のカウンターになって味方が全員自陣へ引いても闘莉王は一人山形ゴール前で体育座りしていた(笑)そのすぐ後に闘莉王はアフターチャージで一発退場となるのだが、多分PKを取って貰えなかったプレーでフラストレーションが溜まっていたのだろう。来季以降現役を続けるかどうかも分からないし、おそらくこの選手のプレーをスタジアムで観るのは今日が最後かもしれないのでしっかり目に焼き付けておいた。その意味で今日はこの選手の良い面(空中戦の強さ、リーダーシップ)、悪い面(熱くなりすぎてカードを貰う)全てが出た試合だったかな。そのまま1-0で京都が勝利。最下位は変わらないが、J3の2位沼津がJ2ライセンスを持っていない(はず)ので、21位になれば残留の可能性はあるし、勝点4差なのでまだ可能性は十分ある。

 帰りは西京極駅から阪急、市営地下鉄を乗り継いで30分程で京都駅へ。昼からガリガリ君以外何も食べていなかったので弁当を買おうかと思ったら殆ど売り切れており、そのまま新幹線で爆睡し帰宅。

J1第19節 横浜M×広島(三ツ沢)


 リーグ戦を観るのは5/19の長崎戦以来2ヶ月半ぶり。今日は首位広島が相手だが、このチームを今季観るのは始めてで、一体どんなサッカーか興味があった。
 
 前半はマリノスがボールを支配し、時折広島がカウンターを繰り出す展開だったが、ゴールに近付くプレーは広島の方が多かったかな。やはりパトリックが前でボールを収めてくれるので、2列目が思い切って上がれるし、またそういう動きがチームとして出来上がっている。そんな中で前半終了間際に仲川がエリア内でハンドしてPKとなり、青山のキックは飯倉が止めたのだが、ゴールラインから前に出ているという判定でやり直し。2度目はパトリックが決めて広島が先制した。
 PKの判定時からホームゴール裏を中心にブーイングは大きかったが、それは広島のキッカーにプレッシャーを掛けるというより、判定に納得いかない不満をぶつけたものだったように思う。クロスに対して腕を上げ、腕に当たった後方向が変わったのは明白でどうみてもPKだったが、どうもこの辺りから一部の選手やサポは試合に集中出来ていなかった。ゴール裏に向かってジェスチャーで怒り(ブーイング)を抑えるよう示した松原や、2度目のPK判定で更に騒然となる中で飯倉コールで焦点を試合に戻そうとしたコールリーダーの様に、勝つ為に何が必要か分かっている人もいたが、前半終了後も主審に抗議していたウーゴやドゥシャン(ツェティノヴィッチ、この試合でデビュー)の様に、一部の選手や観客は現実を受け入れられない鬱憤を主審にぶつけるだけで試合に集中出来ていなかった。
 
 失点したとは言え残り半分あるのだから十分追い付く時間もチャンスもあるはずだったが、広島ボールで始まった後半はそのまま攻め込まれてCK→パトリックの2点目が決まった。開始から約1分。その数分後も広島のダイアゴナルの動きからゴール前での落とし→シュートという綺麗な形で0-3。ここでマリノスはようやく吹っ切れたのか攻勢に出るようになった。前半あまり見られなかった縦パスも出すようになり、広島が引いた事もあって完全にハーフコートゲームになったのだが、惜しいシーンと言えばクロスバーをかすめた天野のFKと林がパンチングで防いだ山中のミドルぐらいだったか。押されていても広島の選手はサイドにはしっかり2人で対応し、中央でシュートを打たれても皆身体を張ってブロックしていたが、18試合で12失点(4点は前節浦和戦)という守備力の一端を見た思いだった。
 マリノスも後半20分を過ぎるとさすがに攻め疲れたのか徐々に広島が押し戻していったのだが、CKの流れからまた決めて0-4。それ以後はマリノスは組織の体を成さず、個々が仕掛けては奪われカウンターでピンチを招くシーンが続いた。後半30分過ぎに一緒に観ていた友人の一人がスタジアムを後にし、私ともう一人の友人も帰りのバスで長時間待ちたくなかったので後半40分でスタジアムを出た。バスを待っていると歓声が聞こえたのでDAZNを観たら終了間際に伊藤が決めたらしい。

 広島は前節大敗した後の今日だったが、敗戦を引き摺らず結果を出した辺り、その強さは確かなものだ。しかもマリノスは前節台風で試合が延期されたので(しかもホームだったので移動も無く)、体力的に不利だったにもかかわらずこの結果。観て思うのは、試合展開に左右されず我慢強くバランスを保てる強さだな。その中心にいるのはやはり中盤の青山で、キープ力が有り、パスでテンポを操れるこの選手がチームを落ち着かせられるからこそ押されても慌てずにプレー出来るのだろう。この選手とパトリック以外で印象に残っているのは左サイドの柏で、森保時代の3バックから今の4バックになっても相変わらず鋭いサイド突破だった。アシストだけで無く切り込んでシュートも打てる。遠藤や仲川のお手本とも言うべきプレーで、後5歳若かったらマリノスは獲りに行ってたんじゃ無いかと。

 マリノスはPK時の対応含めメンタリティで広島とは差があり、根負け。後半半ば過ぎの失速からの失点などはまさにその象徴というか。新加入のドゥシャンは高さもあって繋ぎも苦にしないので大きな戦力になりそうだが、中澤がちょっと危ない。8月は次中3日で川崎戦、そこから5日空いた後は8/11湘南戦→8/15名古屋戦→8/19鹿島戦→8/22仙台戦(天皇杯)→8/26神戸戦→8/29清水戦(7/28順延分)と続く。9月も9/1柏→9/5G大阪(ルヴァン)→9/9G大阪(ルヴァン)なので、9月上旬まで連戦が続く訳だ。おそらく連続フル出場記録の関係でリーグ戦は出続ける契約になっているだろうし、デゲネク、金井outドゥシャンinとそもそもCBの頭数が足りないので、リーグに専念したとしても湘南戦~鹿島戦、神戸戦~柏戦と3連戦が2つあり、前節、今節の出来を見る限りこれに耐えられるかどうか。8月でシーズンの行方が事実上決まるかもしれない。