例のゲツクがきっかけ、かどうかはわからないが昨日は｢夜王｣を観た。頂点目指して下から這い上がるって構図やストーリーがわかりやすかったんで気楽に観れた。何より月曜に例のアレを見てしまった後だけに、出てくる役者がどれも演技が巧く見えてしまったのは気のせいだろうか（笑）ゲツクじゃ角野卓造とかベテランも出ていたのに、正直出演が気の毒に思えてくるほどだったが、今回は内藤剛志やかたせ梨乃が脇を締めており、安心して観れた。
それにしても北村一輝って本当に独特の存在感があるよな〜。主役を食ってしまう程の存在感が（苦笑）ヒールを演じさせたら最高だと思う。初めて観たのは何年か前の大河ドラマ｢時宗｣だった。マスコミを騒がせる以前の（＝セッ○ーが出しゃばる以前の）和泉●爾主演だったが、ここでも完全に主役を食っていて、時宗を偏愛し、キレたら手が着けられないサイコなキャラクター平頼綱（時宗の家臣）を演じきっていた。敵対する安達泰盛（同じく時宗の家臣、頼綱とは対照的なキャラクター）役の柳葉敏郎の演技と共に、なかなか面白かったのだが、視聴率的には近年で最も振るわなかったらしい。
初回を観る限り、遼介（松岡）が聖也（北村）に勝てっこねーよと思った俺は完全に製作者サイドの術中に嵌ってしまったのか？ゲツクはもう観る事はないと思うが、これは久し振りに見続けてもいいなと思わせるドラマだった。
