ACLグループリーグ 川崎×浦項(等々力)


 攻めてはいるが決定機を決められず、逆にカウンターで何度もピンチを招くという展開が5/2マリノス戦の録画を視ているかのよう。観ていてどうも最後の思い切りが悪く、打つべきタイミングでパス、もしくは一呼吸置いてしまい、相手にブロックされるシーンが何度かあった。これで2位抜けになって次は万博で一発勝負らしいけど、川崎はあのスタジアムでは打ち合った末のドローという印象が強いので、予想される程には不利では無い気もする。まぁガンバはACLになった途端安定感増すんだけど。

 浦項の左ウイングの選手(22番)は最後はイエロー2枚で退場したが、スピード、パワー+守備側の嫌なポイントを突くしたたかさも持っていて、危険だった。この国はこういうかつての薛蒅鉉(調べたら今サウジリーグなのかよ!)みたいな、一見センターフォワードと思ってしまうような体格のウイングがよく出てくる。最近Jでも矢野キショーが右ウイングで効いてるけど、1トップ2シャドーでなく、ウイングが張った3トップを機能させたければ川崎みたくスピード、テクニックがズバ抜けてない限り両サイドにもパワーは必須と言う事か。

 試合前にスタジアム前広場で塩ちゃんこうどんを食ったらスタジアムフード歴代ベスト3に入るクオリティの高さ。寒い季節ならもっと美味いだろうなーと思いながらこれから月末まで続く怒涛の観戦ラッシュに備えた。