不幸にも上に恵まれない場合

 社会人も丸四年以上やってると自然と目に入ってきてしまう事の一つに、会社には尊敬すべき優秀な人が数多くいるのと同時に、信じられない位何も出来ない人間も同数、もしくはそれ以上にいるという事実がある。それが他部署、いや同じ部署の他グループでもネタで済ませられるが、もしそれが自分の上司、先輩だったら?


 前の上司とは人間的に最後まで相容れなかったが、頭の回転は早く、仕事は出来る人だった。より正確に言えば一を聞いて十を理解出来る、十のうち五〜六しか知らなくても十知ってるかのように振る舞えるといったような、言わば“センス”があった。一方その人の代わりに年度初めから自分のグループに入ってきた今の上司は一人の人間としてはとてもバランスの取れたタイプではあるのだが、一を聞いても十どころかその一すら分かってるか疑わしい。第一四半期が終わろうとするこの時期になっても担当商品についておそらくは殆ど理解しておらず、毎日噛み合わない会話を繰り返すばかり。また同時期に入ってきたベテラン社員も、手より口が先に立つ最たるもので、言う事は非常に美しく立派なのだが、最終的な作業は全て下に振って自分は何もしない典型的なタイプ。他グループ時代は一緒に飲むと面白かったんだけど、最近は同じグループになったからか過去の別段どうという事は無い武勇伝を延々と語り出すので閉口してる。ちなみに部長が定年で去り、現在の自分のグループはこの2名に自分、一つ下の後輩の4名なのだが、全く誇張無く言うと、遥か年下で経験も浅いはずの2名が経験豊富で後輩を指導すべき立場にあるはずの上2人をいかにコントロールするかに毎日苦慮していると言えば、この異常な状況を理解して貰えるだろうか?最近は怒り・呆れを通り越して、逆にどうしてこんなに頭が悪いんだろう、バカでも理解できるにはどうやって説明したら良いだろう、と日々考えを巡らせるくらい。ある意味色々と勉強になったと言えなくもないのだが・・・。残業時間も3月以前の倍増ペースをキープ中で、昨日も一応定時退社デーだからさっさと帰ってACLでも視ようかと思ったら試合が終わってしばらく経ってやっと帰れる始末。


 勿論自分もたかだか4年と少しの経験しかなく、未熟な部分は多いというのを前提で言えば、決して自惚れでなく今は自分(と後輩)が抜けたらグループは崩壊するという危機感と責任感で仕事してる。その点では逆に感謝したい位だ。


 という状況なので、これまで以上に週末の余暇に注力したく、フットサルにも是非皆来て下さいな。
【今後の予定】
・7/5(日)大会
・7/26(日)vs RAT
・8/8(土)大会(仮)
 
7/5は現時点であまり人が集まっておらず、参加は取り止めるかもしれない。RATとの連合軍の可能性も有り。