ここ10日程、生活、仕事全てにおいて何か歯車が噛み合わない、あるいはFITしない感覚に支配されていた。それは一体何かと言われると困るのだが、症状としては仕事中もあまり達成感が感じられなかったりとか、普段の生活でも油断すると漫然と時間が過ぎるのを黙って見過ごしてしまうとか、mi○iの漢字テストや国旗クイズにやたらのめり込んでしまうといったような感覚/行動に現れる。blogもガーナ戦とかW杯予選とか書くネタはあったものの何もしないまま日が過ぎてしまったし、あんまり間隔が空くのも、と思って半ば無理矢理書いた文章も、それ故に我ながらあまり出来が良いとは言えない代物だった。
それはもしかしたら6日夜に重い試合を見せられたまま月曜を迎えたが故なのか、単に5連休に心が逸っていただけか(苦笑)、あるいは知らない内に仕事に疲れていたのかもしれない。今同じグループとして自分を含め4名で活動しているが、自分の仕事は他のメンバーとは少し異なる上に、以前述べた仕事をしない上司も予想通り(?)異動が決まって殆ど活動停止状態だから実質3名。実は上司はもう一人いるんだが、現在他の仕事に掛かりきりなので、事実上自分一人で廻さねばならない。暇なよりかは断然良いと最初は結構前向きに取り組んでいたが、片付けても減らない現状に無意識の疲れが溜まっていたのかしらん。まぁ原因は何でも良いが、そういった感覚のズレは今日の夕方頃ある閾値に達し、そして過去幾度も経験したようにその場合はリセットしなければならなかった。
Reset―――その為には何より平穏を取り戻す場所が必要だが、こういう時に喫茶店は重宝する。家ではダメなのだ。帰りに地元の駅前の店に寄り、コーヒーと共にまずその第一段階をクリアした。これで冷静に状況を把握する事が出来るようになったので矢継ぎ早に仕事の進捗状況、残り作業を確認し、土曜の大会について諸作業を行い、それから予約本を図書館まで取りに行き、そして日曜に後輪がパンクしたまま手付かずだった自転車を修理に出しに行った。図書館だの自転車修理だのと思うかもしれないが、それまではこういった些末な事象すら億劫がっていたのだ。
第一段階と述べたが、このまま家に帰って何時も通り過ごすだけではまだ足りず、仕上げに出来れば屋外の空気を吸って汗を掻くのが望ましい。つまり走りに行ったのだが、スタジアム外周路(1周約2.5km)の2周走っても物足りなかったのでそのままもう2周追加した。さすがに走り終えた後はかなり足にキていたが、流れる汗と共に何か全てがクリアになったような気がした。久々の10kmだった割にタイムは2月の大会とほぼ同じだったし。これならあと2ヶ月で50分切れるか、とも。
こうして私は再起動に成功し、残り2日を生き抜く力を得たのでした。あぁ・・スタジアムが、ホッピーが私を手招いている・・・。