J1第33節 横浜M×清水(日産)


 後半半ば過ぎまでで覚えているのは
・河合が明らかに狙われていて、何度もボールを失っていた事。
・清水は左右ともサイドハーフサイドバックの連携で攻め込んでいたが、最後のクロスが単純過ぎて簡単に撥ね返されていた事。

 これだけ。それで小椋と栗原のミドル2発で2−0になるなど全く予想つかんわ。どちらも西部が前に出すぎていたのと、思い切り打ったのが功を奏した形だが、ミドル自体今年は殆ど見た事無いのに今日だけで2発とは、やはりこういう節目の試合は何かあるのか(笑)

 清水は後半半ばまでは押し込んでたけど、↑の通り最後の崩しに工夫が無かったし、先制された後は藤本、山本を下げて最後は岡崎、ヨンセン、原の3トップになったが逆に中盤が薄くなって機能せず、最近勝てないのも分かる気がした。岡崎も今日は殆ど仕事してなかったし。

 試合後はセレモニーがあって社長代行とか監督の挨拶があったが、このゴーンの右腕だったという社長代行はさすが日産の幹部だけあってしっかりしたスピーチで現状認識を示していたけども、それで後任が木村和司って時点でその説得力が40%位ダウンするんですが。監督についてはサッカーの世界に身を置いてるけど、決して現場視点だけじゃない一歩引いた視点もあるみたいで、フロントとか裏方に向いてる人、という印象を受けた。これでマリノスから当分離れるようだけども、勿体無い事だ。

 そういう感じでホームの最終戦も終わり、後は最終節を残すのみ、か。来週はまた例年通り目の前の試合と携帯の他会場速報を見比べながらの観戦になりそう。今節を見る限り鹿島がそのままフィニッシュするだろうけど、03年のセカンドステージ最終節みたいな事が起こらないとも限らない。あの時と全く同じカード、会場だが・・・。

 とスペシャル大河を視ながら書いてるんだが、なんだろうこの安心感は。先週までの不必要な緊張感から開放された故の過大評価の感もあるが、ああ大河だなと思わせた。
 あの直江の大河は家康がヒールだったから、大阪の陣ではてっきり真田が最後に家康本陣を脅かすあの場面が出てくるのかと思ってたらそれが無い時点で水準が窺えるというものだが、最後に千姫が救出されて家康がいきなり改心したシーンには言葉を失った。
 坂の上〜は長過ぎて読んだ事ないし、今もまだ読む心構えが出来てないので、ドラマで流れを追うのみに留めておきたい。と思ったら2011年まで毎年暮にまとめて放送するってまたローマ人の物語みたく気の長い話だ。