帰省(一度目)

 約10日振りに帰京したが、先週の月曜に羽田から飛んだのがつい昨日の様でもあり、日曜に佐賀〜大宰府を周ってからもう次の週末が来たのも信じられない。平日は帰って寝るだけで毎日立ち止まって振り返る間も無い故なのだが。面白かったのは羽田に着いた時に“帰って来た”安堵よりも、より客観的な“東京に着いた”感が強かった。僅か10日余りではあるが一応住んでるとさすがに1泊2泊の出張、旅行とは違ってくるものだな。まぁ横浜に帰ったらまた別とは思うが。

 福岡には赴任や出張で関わっている人が周りに多く、皆揃って絶賛するのだが、何となく分かって来たような気もする。理由を色々思い付くが、強いて2つ挙げれば街のコンパクトさと適度な自然だろうか。この前天神近くの宿から大濠公園まで朝走したら3km弱しかなかったのに驚いたが、徒歩とバス(とたまに地下鉄)で拠点間を短時間で移動出来る利便性は日々実感する。何より空港が近い(笑)まぁこれば都心部に住んでるからそう思うのかもしれないが。
 もう1つ、自然だが、100万都市の割に少し郊外に行けば緑が多いし、海に面して開放感もあるのでストレスが大分軽減されてる気がする。百道浜にある仕事場から眺める博多湾はなかなか風光明媚な光景。さすがに毎日見てたら飽きて来たが(苦笑)

 3分も歩けばこんな砂浜に到達する。湾を臨みながら元寇の時はこの湾全体が元軍の船で埋まってたのかと考えてしまった。

 まだ2か月あるので、出張前に書き出したリストを1つづつ攻略して行きたい。実際に現地に行ってみると、佐世保や長崎、あるいは南に下って柳川辺りも面白そう。