さてGLが終わった所で中間振り返りをば。
■A組
・【予想】→【結果】
1位ポーランド →チェコ
2位ロシア →ギリシャ
3位チェコ →ロシア
4位ギリシャ →ポーランド
・勝敗的中1(スコア的中1)
いきなり酷いな(苦笑)当たったのは開幕戦だけで、後はGL突破国から何から何まで見事に外した。ロシアの得点力とかギリシャやチェコの強かさはその通りだったが、やっぱ開催国というバイアスで読みを誤ったか。前回のEUROや南アW杯、そして今回と、もう“開催国だからGL突破して当たり前”という先入観は捨てた方が良いのかもしれない。
■B組
・【予想】→【結果】
1位ドイツ →ドイツ
2位オランダ →ポルトガル
3位デンマーク →デンマーク
4位ポルトガル →オランダ
・勝敗的中2(スコア的中0)
オランダとポルトガルを入れ替えたら様になったのだが。正直葡はCF不在がもっと影響が大きいと思っていたが、実際にはC・ロナウド、ナニで何とか出来てしまう位の攻撃力があったのと独以外の残り2カ国が思ったほどでなかったのが大きかったかな。蘭はやっぱ守備が問題だった。不安定な守備で常に失点してしまう内に、攻撃陣も焦ってチャンスが多い割に決め切れず、という悪循環。デンマーク戦でもし1点でも取って引分け以上にしていたらまた違ったかもしれないが、見てて10年前のW杯で仏が緒戦のセネガルに負けてそのまま1つも勝てずに去ったのと被る。
■C組
・【予想】→【結果】
1位スペイン →スペイン
2位イタリア →イタリア
3位アイルランド →クロアチア
4位クロアチア →アイルランド
・勝敗的中3(スコア的中1)
結果的には西伊が順当勝ち抜けだけど、クロアチアが予想以上だった。目立つ新戦力もいないし(マンジュキッチは数年前から有望視されていた)、力は頭打ちかと思っていたので。
このグループと言えばピルロが印象に残っている。見た目は優男で、(勝手なイメージだが)30歳位になったらさっさと代表引退してしまいそうな淡泊な印象があったのだが、実際はあるインタビューで呼ばれなくなるまで代表でプレーし続けると語る程の気概のある選手。残念ながら地上波T○Sで例の解説者と実況がパスを繋ぐイタリアの姿に大騒ぎして大分水を差されてしまったが、06年に共に優勝した名選手達がデ・ロッシ以外皆いなくなって個のスケールが小さくなる中で、殆ど1人でスペインの中盤と渡り合う姿は感動物だった。
■D組
・【予想】→【結果】
1位フランス →イングランド
2位スウェーデン →フランス
3位ウクライナ →ウクライナ
4位イングランド →スウェーデン
・勝敗的中0(スコア的中0)
勝敗&スコア予想としてはここが一番酷かったな。勝敗的中すらゼロとは。イングランドは戦い方こそ相変わらずだったが、それで結果を出したのは意外だった。ジェラードがランパードとの共存問題から開放されてリバプールみたく中盤に君臨出来てるのが良かったのか。仏は見てて前評判ほどでは無かったというのが正直な所。バランスは取れているとは思うが、結局ベンゼマ、リベリ、ナスリら前線の個人技で何とかしているという印象で、優勝は無いかな。
スウェーデンはイングランドとも相性は良いし、もっと行けると思ったんだが。
これでトーナメントの顔ぶれも予想とは半分異なる事になったので、その予想はまた明日にでも。