東北行(最終日)

 ここまで日程を詰め込んできたが最終日は余裕のあるスケジュールを組んで駅周辺を観光しようかなと。土産を買う場所も駅ビルには店が色々揃っていたが、ただの土産では面白くないので、友人用に久々にご当地チームのタオマフを探すことにした。秋田と言えばブラウブリッツだが、調べてみると市役所内のローソンにグッズを置いているようだったのでまずは市役所へ。駅からバスで10分も掛からない距離にあり、何で観光客が市役所に行くんだという気もしたが、無事1階のローソンでタオマフを購入。行ってみて気付いたのだが、ブラウブリッツの本拠地であるあきぎんスタジアムはすぐ隣の公園内にある。という訳で行ってみると思ったよりコンパクトな球技場だった。

横浜で言ったら保土ヶ谷公園サッカー場以上、三ツ沢未満という規模。丁度何かの整備中だったのかゲートも開かれていて、目の前にピッチが広がっていた。J3だけにこの規模で問題ないのだろうと思うが、専用スタジアムで周りに多少拡張の余地もあるので、両ゴール裏やメイン、バックのスタンドを拡張すれば日立台NACK5のような箱形の良い雰囲気のスタジアムが出来るかなと妄想しつつ、スタジアムを後にした。いつか観戦で来る事はあるだろうか。

 スタジアムを出た後は市役所前からバスに乗って、駅の手前で降りて千秋公園に向かった。ここは佐竹氏の居城久保田城の跡地で、庭園や神社などが点在している。御隅櫓から市内を眺望。

遠く日本海方面には幾つもの風力発電の風車が連なっていた。秋田に向かう特急からも所々で風車が見えたが、秋田は県として風力発電に力を入れているのだろうか。

 千秋公園を出た後は昼食を食べに店を探していたのだが、前日友人から庄内の美味いものを酒田を出た後で色々聞いて(苦笑)、また次かと思っていると岩ガキは秋田でも食べられるかもという事で市場に行けばあるかと思い、向かった。予想通り市場内にその場で牡蠣を食べさせてくれる店があり、巨大な岩ガキを食す。

これほど大きくて美味い牡蠣は食べた事が無い。

 15時半には空港行のバスが出るので最後は駅ビルで色々買い物し、秋田空港から東京へ。出発ロビー内で流していたニュースで東京がゲリラ豪雨に襲われているのを知って驚いた。この3日間全く雨に降られなかったのだが、首都圏は雨が多かったらしい。今回はJALだったのだが、屋上の展望ロビーからANAのスターウォーズ塗装機があったので取り合えず写真を撮る(笑)

豪雨の影響で機材の到着が遅れ、出発も30分程遅れたが離陸する頃になると日も傾いていて、日本海に沈む夕日を今度は空から眺める事が出来た。

羽田の着陸ルートは色々あるが、今回は房総半島内陸部から旋回して木更津から羽田に向かうルート。丁度千葉の沿岸部に差し掛かった頃に下を見やるとフクアリが見えたのでここでも一枚。

幸い羽田は雨が降っておらず、どうにか傘要らずで旅を終える事が出来た。今回は移動手段や宿の予約を済ませた後はリサーチ不足だった。次はもう少し情報収集&余裕のある旅程に。