J1第6節 横浜M×FC東京(日産)


 新年度最初の試合。今年は3/31が木曜、4/1が金曜で目まぐるしかった。今日は19時開始だったので試合前にIKEAに寄りつつその近くにある桜の名所へ。

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桜・小川・チューリップ

あまりメディアで取り上げられることの無い穴場で、地元民中心に賑わう場所。ここともう1箇所、実家近くの桜並木は毎年外せない。

 2箇所の桜を愛で、実家に寄ってスタジアムに向かったが、今日は30周年記念試合ということでこんな展示も。
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スタグルに並んだので着席したのは開始直前だったが、前半早々に西村のヘッドでマリノスが先制。これはジャンプの高さ、滞空時間の長さが素晴らしかった。色々なことが出来る選手だなとは思っていたが、こんなプレーも出来るとは知らなかった。マリノスの前線は基本ターンオーバーで欠場する試合もあるが、このままいけばリーグで二桁取れるはず。
 ただその後は東京が前線のプレスを強め、アダイウトン、紺野の両サイド起点にチャンスメイクするシーンが多かった。特にマリノスから見て左SB永戸とCB角田の間を狙われてパスを通され、裏に抜け出されるシーンが2度ほど。ここは高丘の好セーブやシュートが枠外になったりで救われた形。そんな中でマリノスは自陣深くでボールを奪われ、それを繋がれて最後は安部に決められ同点。東京としては対マリノスとしてこの戦法だったのかもしれないが、選手の顔触れを見ても、このサッカーと親和性の高いメンバーが多いようにも思う。そのまま1-1で前半終了。
 後半は頭から水沼が右サイドに入り、開始早々にその水沼のクロスをA・ロペスが合わせてマリノスが勝ち越し。今日の水沼はクロスが常にゴールの匂いがした。というかクロスを上げるときは常にフリーで抜け出している状態だったので、そういうチーム戦術込みで素晴らしかったと言えるけど。東京は後半からアダイウトン→永井という交代で左サイドの迫力が弱まり、前半飛ばしすぎて息切れしている感もあった。そんな中で半ば過ぎに松木が2枚目のイエローで退場。これでほぼ勝負あり。
 退場した松木はやはり見れば見るほど本田に似ている。左利き、接触を厭わない負けん気や、小技よりも視野の広い展開力に強みがある点など。今日はそれが裏目に出たが、徐々にチーム内で立場を築きつつある印象。
 試合はこのまま2-1でマリノスの勝利。ベンチに水沼、レオ・セアラ、藤田、仲川を置いて途中から出せる選手層の強みは確実にあると思う。今後リーグ戦は2試合ともアウェイ、その後はACLで海外に飛んでしまうので、次のホームは5/7と1ヶ月後。4/10アウェイ鹿島戦は日曜だがシーズンを占う重要な試合という予感もあるので現在検討中。