独伊戦

 目覚ましを4時にセットしたが、起きたら5時半を過ぎていた。眠過ぎてなかなか開かない眼がもどかしかったが、やっと開けた視界の先には延長に備えて準備する両チームの選手の映像があったので、安心した。まぁ90分では終わらないと思っていたけど。
 で、延長後半も残り僅かになって、俺の中でドイツのPK勝ちというシナリオが固まりつつあったその時に、グロッソのゴール。ピルロのパスといい、あのレーマンがギリギリ手の届かないシュートコースといい、完璧にやられた。デル・ピエロのゴールも巧かったけど、まぁ最後のおまけみたいなものだろう。それよりもジラルディーノには、アテネ五輪で感じたような、ゴール前でボールを持ったら必ず何かをやると確信させる恐さがあった。まだ延長しか観ていないが、イタリアの方が決定的なチャンスは多かったし、ドイツは攻めが単調だったので、決勝進出は妥当だな。。。
 ドイツは今大会で強豪国相手に1つ勝ってくれれば優勝も本気で狙えると思っていたが、またしても勝てず。(ここで言う強豪国とはW杯優勝経験国+スペイン、オランダ、ポルトガル、と自分の中で勝手に定義している。決勝T1回戦で勝ったスウェーデンは対象外。)アルゼンチン戦も記録上は引き分けだ。3決はどちらがきても↑の中の国なので、延長でもいいから勝ってくれ。優勝は成らなかったが、最後に勝って終われば良い気分で大会を締め括れるしね。まだ若い選手が多いから、2年後のEUROも期待出来そう。逆にイタリアが今回を逃したら、当分優勝の目は無いかもしれない。既に主力が軒並み30代に突入してるから世代交代に苦労しそうだ。


 週の真ん中だからある程度は覚悟していたが、急に忙しくなったせいで今日は非常に疲れた。それでもブラジル戦でオールで出勤&顧客打合せの経験のおかげで、あれ以上の苦痛は無いと思えば乗り切れる。さすがに今日の打合せの長さには閉口したが。もうW杯も残り3試合だしな。明日はしっかり4時に起きたい。