観戦の無い週末

 味スタにでも行こうかと思ったがこの天気では行く気にもなれずに等々力の試合と併せてTV観戦にしたが、それで充分な試合・・・・と思っている中で急遽呼び出されて川崎へ。お陰でこの単調な一日が幾分かまともになった。


 行った先は先月同期と飲んで携帯充電器を無くしたまさにその店だったのだが結局充電器は見付からず。だがあまりそれは重要では無い。



 ここで唐突だが、千葉がいきなり現役リバプールコーチ招聘とか相変わらず謎の人脈を見せ付けてくれたりした中でふと思いついた事を。


 U−23の反町氏は五輪がどんな結果に終ろうとも今夏で五輪監督から降りるのは間違いないが、その後すぐに――少なくとも今年中――現場に戻る事は考えにくく、まぁ以前のようにN■Kのサッカー解説辺りに落ち着く、というのが妥当な線か。
 復帰するとすれば09年以降という事になるが、かつてクラブ監督としてJ2→J1中位レベルに引き上げた実績があって、なおかつ年齢的にもまだ若ければ、次に率いるのはもう少し上のランク、つまりタイトルを狙えるクラスのチームという野心があってもおかしくない。ただ一方で、こういう人事は需要と供給が一致した時に初めて成立するものであって、いくらそれに該当するクラブがあっても監督席が埋まってれば成立し得ない。


 何が言いたいかと言うと、マリノス監督の線、結構有るんじゃないの?今の監督とは2年契約だが、09年は横浜開港150周年&日産本社横浜移転という年であり、当然それに相応しい成績(=リーグ制覇、最低でもカップ戦優勝)が親会社からも要求されているはず。(中村獲得資金10億(?)を出してくれるのもそういう背景があるからか。)もし今季、来季に期待出来そうに無い内容、結果に終わったら、2年契約なんて関係無く新監督招致に動くだろう。
 マリノスの監督選びというのは基本的にOB、OBで無かったら何かしらの『肩書き』付きの2パターンに限られる。『肩書き』≒元代表監督。岡田、ラザローニ、古くはアスカルゴルタソラーリ、皆代表監督経験者。アルディレスは清水で実績があったし、デラクルスの場合は監督が解任された後の緊急昇格だった。逆に言えば、下部リーグで実績を積んだ若い監督(ex新潟)、監督経験は無くともコーチとして実績を積んできた人(ex川崎)、海外で知る人ぞ知る隠れた名将(ex大分)を抜擢、などは無いのだが、その点“前五輪代表監督”て経歴はマリノスのフロントを動かすに十分ではないか。


 競合するとすれば今季期待された程勝点が伸びない磐田、清水の静岡勢か。反町氏は確か静岡出身だったから(もし両クラブが招聘に動けば)その辺を突いてくるかもしれない。


 なんて。ここに証拠として残しとくからもし当たったら誰か褒めてくんさい(笑)


 で、また話は千葉の新監督に戻るが、経歴から察するにスコットランド人ぽい。この国(地域?)は選手層は薄いけど、その分指導力が磨かれて名将を産出する印象がある。ファーガソンとかモイーズ、マクレイシュ・・・。逆にイングランドは選手の質では上回ってるけど、指導者に恵まれないという(笑)クラブで一応実績と言えるもの(UEFA杯決勝進出)を残した数少ない人間の1人が代表監督になったらEUROで予選敗退だしな。