昨日に続き

 また引退話になってしまった。そういう話の多い季節ではあるんだが。


 この選手も特にファンだったとかいう訳では無いんだが、何か気になる選手ではあった。気になるというか、一度もそのプレーを視た事が無かったが為の好奇心、といった方が正確かもしれない。高校時代はU18にも選ばれてたし、鹿島に入った時点では同期加入の本山や小笠原、ナカタコと並び称されてたのに、怪我もあって何時の間にかJ1から去っていた。あるいは少し運に恵まれていたら今頃五輪やW杯でプレーしてたかもしれないと思うと尚更一体どんなプレーヤーなのかと興味が尽きなかった。
 そんな思いも鹿島から去って数年もして消えかけてたんだが、熊本がJに昇格した時にその名前を見つけてまたあの記憶が甦ってきた。Jも今時点で36クラブになって、正直これ以上増やしたらただでさえ過密なJ2の試合数はどうなるんだというのもあるし、(アマチュアやBチーム混在の3部リーグが必要な気がする)上下のレベル差も拡大傾向にあるけど、こういう一度日本の頂点が見えかけた所で挫折した選手に対して、即リタイアの選択肢だけでなく、下部リーグからもう一度プロの世界を目指す道もあるのは重要な事なのかもしれないと、↑のニュースを見て、ふと。
 この世代も先頭を走ってた小野や高原が急激に脱落しまうとか、一番目立たなかった遠藤が最後にトップに躍り出たり、一旦下がった稲本がここにきてまたペースを上げてきたりとかそれぞれ浮き沈みの激しいサッカー人生だけども、最後は地元クラブをJに昇格させてまたプロの舞台でプレーし、引退てのも決してタイムは良くないかもしれないが、充実したレースに違いない。


 どうも文章が気候や仕事を反映したものになっている気がしてならないが、無意識にそうなってしまうのか。現在大会に向けて禁酒法(時限立法)施行中なんだが遠地にいる友人が金曜こっちに来ているとの一報。こ、これは・・・。