年間表彰2011(後編)

 年間表彰の後編が未だだったので、2011年中に更新せねば。

■年間ベストマッチ

※過去の受賞試合
2005年:バーレーン戦(○1-0/2005.6.3/ドイツW杯予選@マナマ)
2006年:サウジアラビア戦(○3-1/2006.11.15/アジアカップ予選@札幌)
2007年:豪州戦(△1-1(4PK2)/2007.7.21/アジアカップハノイ
2008年:カタール戦(○3-0/2008.11.19/南アW杯予選@ドーハ)
2009年:ベルギー戦(○4-0/2009.5.31/キリンカップ@東京)
2010年:デンマーク戦(○3-1/2010.6.24/南アW杯@ルステンブルク

1位:韓国戦(○3-0/2011.8.10/親善試合@札幌)
2位:豪州戦(○1-0/2011.1.29/アジアカップ決勝@ドーハ)
3位:カタール戦(○3-2/2010.1.21/アジアカップ準々決勝@ドーハ)
 普段の基準なら公式戦>親善試合と言う事でアジアカップ決勝が該当するのだが、この試合はゴールは確かに美しかったけど内容は相手に押され気味だったと言う事で、8月の日韓戦完勝試合をベストマッチに。3位は一人少ない中で、開催国相手の大逆転勝利という痛快な試合を。

■年間ワーストマッチ

※過去の受賞試合
2008年:バーレーン戦(●0-1/2008.3.26/南アW杯予選@マナマ)
2009年:バーレーン戦(●0-1/2009.1.28/アジアカップ予選@マナマ)
2010年:韓国戦(●0-2/2010.5.24/親善試合@さいたま)

1位:北朝鮮戦(●0-1/2011.11.15/南アW杯予選@平壌
2位:ベトナム戦(○1-0/2011.10.7/親善試合@神戸)
 まぁこの1年で負けがこの試合だけというのもあるが、内容も酷かったので1位は断トツで。2位はホームの格下相手に完全なる練習試合モードでおよそ金を払って観るor録画してまで視るに値しない試合、という意味で。

■年間ベストゴール

※過去の受賞ゴール
2005年:中村(俊)(ブラジル戦(コンフェデ杯)同点ミドル)
2006年:玉田(ブラジル戦(ドイツW杯)先制点)
2007年:山瀬(カメルーン戦(親善試合)決勝ミドル)
2008年:玉田(カタール戦(南アW杯予選)ミドル)
2009年:中村(俊)(バーレーン戦(南アW杯予選)FK)
2010年:本田(デンマーク戦(南アW杯GL)FK)

1位:李(豪州戦決勝点)
2位:伊野波(カタール戦決勝点)
3位:岡崎(タジキスタン戦(アウェー)4点目)
 1位はやはり決勝という舞台であれだけのゴールを決めたのを評価しない訳にはいかない。まぁ何であれだけドフリーだったのか謎だけど(笑)2位はゴールまでに遠藤や香川など何人もイエローもののタックルを浴びてるにも関わらずゴールを目指し続けて最後に伊野波が押し込んだ展開から。今映像を視てもゴール後にオフサイドをアピールする相手が笑える。3位は先日のMVP投票でも書いたが、ゴールまでの美しいパスワークから。

■年間最優秀若手選手
選考対象:U-20世代(今年は1991年生以降)

※過去の受賞者
2006年:本田(2位:西川)
2007年:安田(2位:香川、3位:内田)
2008年:金崎(2位:内田、3位:香川)
2009年:米本(2位:香川、3位:権田)
2010年:宇佐美(2位:酒井、3位:小野)

1位:久保(京都)
2位:指宿(セビージャ・アトレチコ
3位:扇原(C大阪
 91〜92年世代には原口、宇佐美、宮市など特に攻撃陣が大豊作なのだが、皆今年は前半だけ、後半だけ、と年間を通してクラブで試合に出て、活躍して、とはいかなかった。と言う事で例え下部リーグでも年間を通じたプレーに重点を置いて選考すると、久保(93年生)はまだ高校生なのにJ2で二桁ゴール、指宿もチームが変わっても相変わらず得点力をキープしてる点を評価。3位の扇原はレギュラー定着したのは今年の後半からだが、この前観に行った五輪予選で中盤の底から左足でゲームメイクして守備に攻撃に顔を出すプレースタイルが気に入ってしまったので(笑)名波と中田浩の能力を併せ持つ、と言ったら言い過ぎか。
 

■年間最優秀コーチ

※過去の受賞者
2009年:手倉森(2位:城福、3位:小林)
2010年:岡田(2位:小林、3位:関塚)

1位:佐々木(女子代表監督)
2位:手倉森(仙台)
3位:吉武(U17代表)
 MVPもなでしこから出たし、ならば指導者も、という事で。2位は仙台4位躍進から、3位は今まで自国開催以外GLを突破出来ないでいたU17代表をベスト8まで持って行った功績から。