ACL GL第2節 横浜M×シドニーFC(日産)


 リーグ開幕前に公式戦3試合目、かつ観戦(マリノス戦)は2試合目。このスタジアムに行くのは2ヶ月ぶりだが随分と時間が経ったように思える。今日はそこそこ冷え込んだが、この時期の割に、という感覚もあった。2月の試合ならいつもの冬の日の格好+αの全身防寒でスタジアムに行くが、そこまででは無かった。やはり暖冬ということか。着いたのはスタメン紹介時で、座ってすぐに選手入場。やはりAFCのアンセムはいつ聴いてもいい。

AFC Anthem

 試合は序盤こそシドニーが意外なほどボールを繋いできてマリノス陣内に攻め込むシーンが何度かあったが、すぐにマリノスがボールを支配し押し込む展開になった。そして前半だけで3-0。オナイウの移籍後初ゴールが生まれ、仲川も今季初ゴール含む2ゴールと。押し込みつつコンスタントに点も取ってリードを広げるという意味で去年のリーグ最終節に近かったな。
 後半も流れは変わらずオナイウが2点目を決めて4-0。その後は最後のツメが甘く追加点は奪えなかったがACLでこのスコアは上出来。GK梶川、CB伊藤がACLで戦えるレベルにあるのが分かったのもチームにとって収穫だった。今季はまだ公式戦3試合目だが、去年の終盤から序盤に先制、前半の内に追加点を奪って主導権を握る、というのがパターンになりつつある。後半に反撃を受けても、前掛かりになった相手の裏を突いて更に追加点を奪って試合を決める、という。一方でこの前のスーパー杯では三度リードされてその度に追い付きはしたが、先制されたのが最後まで響いた(勝ち越しに至らなかった)、とも言える。さすがにJリーグでは相手が全北やシドニーの様に初物に面食らうことはないと思うので、どう対策してくるかというのが楽しみだったりする。

 実はシドニーFCは去年も観ていた。同じACLのグループリーグ第2節、川崎との試合。
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 選手で知っていたのはドイツ人MFのアレクサンダー・バウムヨハンだけだった。シャルケで育ち、若い頃は天才MFとして嘱望されていたが、怪我もあって伸び悩んだ選手、という経歴よりもその名前の格好良さで記憶しているのだが(笑)今豪州にいるのか。試合を観ていて気になったのは中盤下がり目にいた長髪の選手。遠くからで背番号もよく見えなかったが20番台だったので26番のブラッタンという選手だろうか。見た目からは走力やミドルシュートが武器に思える選手だが、技術があって囲まれてもボールキープして前に運べる技術があった。イングランド生まれだが生後すぐ豪州に渡り、そこでキャリアをスタートさせ、マン・Cにも在籍経験があるらしい(出場は無し)。A代表歴は招集が一度あるのみということなので、日本で言うところの梶山、高萩の様な立ち位置の選手だろうか。