フィンランド戦の余韻に浸る間も無くあっという間にインド戦が迫ってきた。Ｗ杯予選で対戦した時はホームで７−０だったが、あの時は６月という時期、そして予選前のイングランド遠征で上がっていたコンディション、とかなりの好条件が揃っていた。今回も２試合こなした後に迎える訳だけど、２月はまだシーズン開幕前でコンディションがまだ整っていない。（あくまで６月に迎えるであろう調子のピークと比較して、だけど。）一方で代表当落線上にいる選手にとっては貴重なアピールの場だから、ボールに対する執着心はかなりのものがあるはずだ。この２つの相反する状況がどう出るか・・・。最低でも５−０、出来れば７点以上獲って欲しい所だ。特にＦＷにとってはゴールのボーナスステージだろう。この機会を逃さず久保、巻、佐藤（寿）はゴールラッシュを。
海外組の合流を考えると、今のメンバーからＷ杯にエントリーされるのは１３〜４人程度だろう。特に若い選手が生き残る可能性はかなり低い。それでもＷ杯後に来るであろう世代交代をスムースに進めるためにも、１試合でも多くの国際試合を経験しておく事は悪くない。本当は８１年組は中堅っていってもいい年齢になってるんだけどね。今回Ｗ杯を逃したら、次の大会にはもう２８〜２９歳のベテランだし。それでも今後の代表を背負っていく、というか背負わなくてはならないのはこの世代なんで、アテネ組＋長谷部の活躍に期待したい。阿部のフリーキックをフル代表でそろそろ見てみたいものだ。
