伊太利亜×豪州

 イタリーが1人少なくなって、圧倒的にオージーが攻め込んだけど、点が入る気がしなかった。最初から攻め込んでボール支配率は高かったけど、最終的にはフィジカル頼みで攻撃がワンパターンだったし。これでキューウェルが居ればもう少し創造性が生まれたかもしれないが。むしろ1人少なくなる前のイタリアの方が決定的なチャンスは多かったように思う。
 ヒディンクとしては本気でベスト8以上を狙ってたんだと思うが、豪州はPSVほど技術のある選手はいないし、(前回の)韓国ほどホームの利があった訳では無いから、ここが限界だったと思う。前回あれだけ“親切に”してくれた審判が、今回は終了間際に相手にPK与えたのも因果めいていたな。しかも相手がイタリアでキッカーがトッティという辺り、出来過ぎな気もする(笑)
 イタリアはマテラッツィが次出られず、ネスタもどうなるか分からないから、次戦はカンナバーロバルザーリか。相手はスイスとウクライナのどちらかだから、ベスト4には行くだろう。そして準決勝でドイツに敗れ、同じく準決でブラジルに負けたイングランドと3決を戦って3位入賞、と予想してみる。
 これでW杯も残り11試合、睡眠時間とのギリギリの調整はまだ続く。