- 今年の観戦振り返り
年末は最後に選手権に行こうと思っていたが、インフルも流行っている中、昨日、今日と外出が続いているので、用心して年内は安静する。10月末~11月初に観戦が続いた後、風邪を引いて結構長引いたのもあり。(今思えば実はインフルだったかもしれない)
という事でスタジアムに行ったのは昨日が最後なので、今年一年の観戦を振り返ってみる。
- 2024年の観戦数
計53試合
50試合を越えたのは2009年以来15年ぶり。今年は特に初めて行く大会、スタジアムが多く、カテゴリもJだけでなく地域リーグ、U15世代、世代別代表、またなでしこなど様々なチームを観れた。
- 初訪のスタジアム
計9会場
長野Uスタジアム(長野)
金沢ゴーゴーカレースタジアム(金沢)
奥戸総合スポーツセンター陸上競技場(葛飾)
第一カッターフィールド(習志野)
Jヴィレッジスタジアム(広野)
富士通スタジアム川崎(川崎)
白波スタジアム(鹿児島)
プライフーズスタジアム(八戸)
ロートフィールド奈良(奈良)
先ほど述べた様にJ以外に色々行ったのを反映して、Jクラブ本拠地以外も色々行った。Jクラブも5会場と結構行って、残りの未踏地も減って来たと思いきや今年広島、長崎の新スタがオープンしたり来季は栃木シティと高知が上がって来るのでなかなか減らない苦笑。
- ベストゲーム
選考基準:両チームがお互いに持ち味を高いレベルで出し合う試合を優先
※過去の受賞試合
1位:横浜M3-2(5PK4)蔚山現代(2024/4/24 ACL準決勝第2戦@日産)
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決勝と迷ったが両チームのせめぎ合いという点でこの試合かなと。第1戦は蔚山1-0勝利で迎え、マリノスが前半30分までに3-0と圧倒しながら退場者を出した後2点を返され、猛攻を浴びる展開。あと1点でも失ったら敗退という中で120分凌ぎ切り、PK戦では5人全員成功させて決勝進出を決めたマリノスだけでなく、0-3から2点を返し、1人少ないとは言え引いた相手にサイドチェンジなどで揺さ振りを掛けつつジワジワとゴールに迫り、何度もチャンスを作り出した洪明甫率いる蔚山現代も、速攻主体のいつもの韓国勢とは違うサッカーで脅威だった。
2位:横浜M2-1アル・アイン(2024/5/11 ACL決勝第1戦@横浜国際)
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まぁこの試合終わった時はもう優勝するとしか思えなかったな。序盤にミスから先制を許すも少ないチャンスを決めて(そして最後はVARによる際どい判定で)逆転。この大会自体も準決勝然りで押される展開でも最後の一線は越えさせずに踏ん張って勝ち上がってきた。ある意味2024年のマリノスのピークがこの試合だったかもしれない。言い換えれば5月で事実上1つの区切りというかサイクルが終了していた。
3位:名古屋3-3(5PK4)新潟(2024/11/2 ルヴァン杯決勝@国立)
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2位はルヴァン杯の決勝で。試合展開、国立を埋め尽くした両チームサポ、特に新潟はスタンドの半分を埋めたサポの声に後押しされるように2度追い付いてPKまで持ち込んだ。生憎の雨だったが、それすら試合を引き立てる1つの要素とすら感じるほどの熱い試合であった。
4位:鹿島3-2横浜M(2024/6/1 J1第17節@国立)
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マリノスのリーグ戦ではこの試合敗れたものの、序盤から数多くのチャンスを作って先制するなど内容的には見応えがあった。この試合で印象深いのは観戦記にも書いたように鹿島の鈴木優磨。点取り屋でありつつチャンスメーカー、プレーメーカーの役割も兼ねている様な、チームの絶対的な柱というプレー。普段の言動もそうだが、チームを背負う事を恐れない選手は魅かれるし、それがアカデミーから出てくるのが鹿島の財産なのだろう。
5位:東京V4‐5川崎(2024/11/30 J1第37節@味スタ)
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最後は昨日の高円宮杯と迷ったが、純粋な点の取り合いのエンタメ性でこちらを。川崎のセットプレーの守備はどうなんだという突っ込みも出来なくはないが、0-2とされた後でヴェルディ城福氏が前半で2人交代して流れを引き寄せ、そこからこの試合が始まった。
- ベストゴール
※過去の受賞ゴール
1位:大橋(2024/6/19 J1第13節 横浜M3‐2広島@三ツ沢)
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試合はマリノスが終盤に2点取って逆転勝ちだったのだが、今年のベストは現チャンピオンシップ所属のこの人のゴール。それまでは前線で労を惜しまない献身性やエリア内での強さの印象が強く、エリア外から自分で運んでシュートに持ち込む事も出来るのかという意外性と、マリノス守備陣も人は揃っていた中で股抜きも交えてそれを突破し、最後はあまり角度の無い場所から決めた技術の高さ。移籍前にこのゴールを現地で観れたのは幸運だった。
2位:松原(2024/2/25 J1第1節 東京V1-2横浜M@国立)
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2位は去年観戦ベストゴールだった人のゴール。ATの逆転弾という価値もあったし、利き足では無い左で巻くようなミドルというのもポイント高い。去年のゴールもそうだが、この選手は雨の試合でよく決める。
3位:宇佐美(2024/2/24 J1第1節 町田1-1G大阪@町田GION)
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今年は結構直接FKゴールは見ていて、上記国立での開幕戦のヴェルディの先制点となった山田楓喜、6月のマリノスvs町田での下田など他にもあるのだが、このゴールはそれ自体の凄さだけでなく、リードされた終盤の同点弾という価値、遠藤の7番を引き継いだエースが決めて歓喜が爆発するアウェイゴール裏など、様々な要素が合わさって選出。先ほど述べた鹿島の鈴木優磨然りで、チームを背負って結果を出す男の凄味よ。
4位:蓑田(2024/9/21 J3第29節 八戸2-3大宮@プラスタ)
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八戸が一時逆転した時のゴール。自分の席からは無回転で相手選手に当たって軌道が変わりつつポストに当たって入る様がよく見えた。最後は大宮に押し切られたが、八戸も見応えあるサッカーだった。
5位:原(2024/9/13 J1第30節 横浜M1-2京都@三ツ沢)
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縦パスに抜け出すもマリノスDFにケアされ、一旦キープして味方にパスするかなと思っていたらそのまま自分で振り向き様に流し込んだ。長身だが足元も起用だし、もう少しゴール数が増えれば来年はE1選手権で代表入りはあるかもしれない。
- ベスト遠地観戦試合
※過去のベスト
受賞:8月鹿児島行
観戦試合:2024/8/24 J2第28節 鹿児島Uvs清水(白波)
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次点:5月長野・北陸行
観戦試合:2024/4/27 J3第11節 長野vs北九州(長野U)、2024/4/28 J3第11節 金沢vsFC岐阜(ゴースタ)
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夏に行った鹿児島は奄美にも行ったし、鹿児島に船移動して試合日は丁度花火大会で席から花火がよく見えたのも加点要素笑。
来年は先ほど述べた様に、広島と長崎の新スタを中心に行きたいのだが、広島vsマリノスは早くも第2節での対戦。3連休だし行ってみたいがチケが取れるかどうか・・・。それ以外だとこれまで未踏スタジアムは西日本を中心に攻略してきた中で、東北、北関東で幾つか残っているのでそこも視野に入れている。更に海外も去年の韓国に続いてまた観戦旅をしてみたく、特に今香港で建設中の新球技場が気になっていて現在色々調査中。まぁ観戦だけでなく観光と併せて計画を練る作業自体が楽しかったりもするのだが。
いずれにせよ、来年もまた色々巡りたい。