2018年観戦振り返り

 これも年末恒例だが、今年の観戦を振り返っておく。明日高校サッカーに行くかもしれないが、今日時点で観戦数は去年から5試合減の39試合。マリノス戦がやはりメインとなり、それ以外で空いた日程でフラッと観に行くこともあるが、長期的にそういう機会は減りつつある。DAZNがあるので観たい試合はそれで良いかという話でもあるし。また振り返って気付いたが、今年等々力に行ったのは正月の選手権だけでJでは一度も行かなかった。これは04年以来のこと。日産や三ツ沢を除いて一番近いスタジアムでもあり、以前はマリノス戦やマリノスの日程が被らない時によく行っていたものだが、今季の川崎のホーム戦は完売が続いており、行こうと思っても完売ということが多かった。増築計画もあるようだが早くて竣工は5年後になるだろうし、来季以降も行く機会は選手権とかに限られそうだな。

■ベストゲーム

1位:横浜M1-1川崎(2018/4/4 J1第6節@日産)
2位:横浜M3-0鹿島(2018/4/28 J1第11節@日産)
3位:浦和3-1鹿島(2018/10/20 J1第30節@埼スタ
4位:FC CASA1(4PK5)1品川CC(2018/11/4 関東社会人サッカー大会2回戦@赤羽スポーツの森公園)
5位:横浜M4-2神戸(2018/6/2 ルヴァン杯PO@三ツ沢)

 観戦39試合中28試合がマリノス戦になるのだが、「リーグ上位相手に内容、結果共に完勝」というような試合が今年は少なかった。全体的には序盤はノーガードの打ち合いで得点失点共に多く、中盤以降は失点は減ったがゴールも減って逆転負け、競り負けの試合が増えていった。その中でベストを挙げるなら引き分けながら川崎相手に一定のクオリティを見せた試合かな。前半は川崎に何度も決定機を作られたが、終盤は逆にマリノスが何度もチャンスを作ってどちらが勝ってもおかしくなかった。また齋藤学が日産に登場し、場内に響くブーイングもまた試合を盛り上げる要素になったかな。2位はGW序盤に鹿島に3-0という試合。スコアほど内容に差は無かったのだが、今季のリーグ一桁順位9チームに対し、リーグ戦で2点差以上付けて勝ったのはこの試合だけ。後述するが天野のFKもレベルが高かった。3位はマリノス戦以外から、ルヴァン決勝の前週に埼スタで行われた試合。この赤い2チームはお互い敵視してるのが伝わってくるけど、決して陰湿でなく、拳で正々堂々と勝負付けようぜという“陽”のエネルギーを感じる。4万以上入った埼スタという舞台や試合のクオリティもまた高かった。4位は友人チームの試合で、今年は3試合観に行った中で、相手チームも含めスタンドが盛り上がってPK戦勝利という結果から。西が丘に行くのに赤羽ルートを開拓するという思わぬ副産物もあった(笑)最後はルヴァンプレーオフの神戸戦。同じ大量得点の試合でもホーム湘南戦(4-4)やホーム長崎戦(5-2)は大味というかあまりに簡単に失点する守備に多少白けた面はあったが、この試合は相手にセットプレーから2失点こそしたが締まった試合だったように思う。

■ベストゴール

1位:仲川のドリブルゴール(2018/9/29 J1第28節横浜M5-2仙台@三ツ沢)
2位:杉岡のミドル(2018/10/27 ルヴァン杯決勝 湘南1-0横浜M埼スタ
3位:武藤のミドル(2018/10/20 J1第30節浦和3-1鹿島@埼スタ
4位:天野のFK(2018/4/29 J1第32節横浜M3-0鹿島@日産)
5位:藤本のロングシュート(2018/5/12 J1第14節横浜M1-1G大阪@日産)

 この為に今年のゴールを見返したが(Jや各クラブがYouTubeにゴール動画を上げてくれているのは助かる)、終盤に前掛かりになった相手にカウンターからドリブルで決めたゴールが結構多かった。6/2ルヴァン杯プレーオフでウーゴが決めたゴールとか、10/20浦和×鹿島のATでの武藤など。その中でドリブルゴールという点では、9月の月間ベストゴールにも選ばれた仲川のゴールが素晴らしかったのでこれを1位に。雨で滑りやすいピッチを上手く利用した点でもGood。
 2位はルヴァン杯決勝での杉岡のゴール。やはり決勝という大舞台で優勝を決める一撃というのは価値がある。3位は上で挙げた鹿島戦での武藤のもう1つのゴール。ATのゴールも素晴らしかったが、エリア外から距離がある中で低目のミドルを突き刺したインパクトで。4位は直接FK枠と言うことで同じ天野のガンバ戦で決めたゴールやルヴァン杯GLで扇原が決めたブレ球キックもある中で、ベストゲームの項で挙げた鹿島戦でここしか無いという場所に決めた精度で。最後は飯倉チャレンジ枠なのだが(苦笑)、湘南や磐田など今季序盤に様々なチームがマリノス戦でロングシュートを決めた中で、自陣から正確にゴールネットを揺らした藤本の左足の精度を評価。

■ベスト遠征

1位:鳥栖2-1横浜M(2018/11/24 J1第33節@ベアスタ)
2位:北九州0-1群馬(2018/4/29 J3第8節@ミクスタ)
3位:清水0-1横浜M(2018/3/31 J1第5節@日本平
4位:京都1-0山形(2018/8/4 J2第27節@西京極)

 ここで言う遠征とは首都圏(一都三県)以外での観戦を指し、マリノス戦に限らない。合計4試合なので全て順位付けしてしまうと、1位は前日に友人に鹿児島を色々案内して貰い、翌日もベアスタや太宰府、福岡を周った11月の試合。天気にも恵まれたし、良い旅だった。2位はGWに行った初ミクスタで、試合のレベルはさておき、小倉駅から徒歩10分弱という近さや目の前が海という立地、そして試合後にホテルにチェックインした後でも下関を観光出来る関門エリアの近さも込みで。3位は去年に続いて行った日本平だが、去年に比べて少し旅程が慌ただしかったのでこの順位。最後、8月の西京極の試合はお初の上賀茂神社とか京都観光出来たのは良かったのだが、暑すぎたのとサンダルで行ったら途中で足裏のマメが潰れてかなり痛かったのでそこがマイナス(笑)

 来季の未踏スタジアム制覇は岡山のカンスタ、沖縄辺りが目標になるかな。レノファのスタジアムも未踏だが山口県は今年行ったばかりで、金沢も一昨年の夏行ったしなぁ。松本が昇格したからアルウィンもまたJ1で行けることになるが、前回は長野善光寺経由で松本城を見つつ最後は雄大南アルプスの夕景をバックに試合開始という旅で、もうあれ以上の経験は出来ない気もする。また来季はラグビーW杯でかなり変則的なスタジアム運用になるだろうから、大分もW杯期間中に大銀ドームではなく市営陸上競技場を使うかもしれないのでそういうレア地を目標にしようか。まぁ全てはマリノス戦を始め日程次第なのだが。マリノス戦では日産が改修工事を終え、普段座っている場所も跳ね上げ式の座席に更新されるだろうから、スタジアム全体が深青で統一された光景と共に楽しみ。