見積通知が来てからあっという間に修理されて今日届いた。この10日間でいかにネットに依存してたかがよく分かった。これからは睡眠時間確保(=健康)の為にも程ほどにと言いながらエントリ。
今月初めはEUROの予選があったので、また例によって各試合の動画を見ていたのだが、検索しながらある事に気付いた。スコットランド絡みの試合がやたら多いのだ。フランスに勝ったんだからそれも当然と言えなくも無いがそれだけではない。国歌やスタンドの合唱の動画が他国に比べて断トツに多い。
スコットランドに限らずイングランドもW杯での動画の多さは参加国中で抜きん出てたが、あの時も試合映像だけでなく、パブリックビューイングや街中で合唱する野郎達の画がかなりあった。2002年に来日したアイルランドサポを間近で見た時も感じたが、連中は本当に“その時”を楽しんでるのが伝わってくる。横浜国際(当時)のそばの川縁の芝生で、缶ビール(何故か皆スー○ードライだったwww)片手に陽気に騒ぐアイルランド人との記念写真は、懐かしい思い出だ。
同じ英国圏でもイングランド人は自分らはfootballの母国だという尊大さも多少感じるんだが、負けた時(つまりは国際大会の度に必ず)の落胆振りもお約束なのでどこか憎めない。これに対してスコットランドは最近W杯やEUROとも縁が無いのでさすがに尊大さなど見せないが、誇りは常に持ち続けてるイメージ。試合前、試合中の合唱映像を観ていると、例えスコットランド人で無くとも、いやサッカーに興味が無くともメロディーがどこか懐かしい響きな事も相まって、心を掴む何かがある。そう言えば蛍の光も元曲はスコットランド民謡だったな。
合唱の映像は大概が国歌“Flower of Scotland”だが、その他(全く知らないのに)懐かしい響きを持つ曲があった。調べてみたらLoch Lomondという民謡らしい。
By yon bonnie banks
And by yon bonnie braes,
Where the sun shines bright
On Loch Lomond
Oh we twa ha'e pass'd
sae mony blithesome days,
On the bonnie, bonnie banks
O' Loch Lomond.
そこには美しき岸辺があり
そこには美しき丘が広がる
ローモンド湖に太陽の光輝く
過ぎ去りし陽気な日々
美しき岸辺 美しき丘 ローモンド湖
Oh ye'll tak' the high road
and I'll tak' the low road,
An' I'll be in Scotland before ye',
But wae is my heart until we meet again
On the Bonnie, bonnie banks
O' Loch Lomond.
<コーラス>
君は高い道を行き
僕は低い道を行く
一足先にスコットランドの土となろう
悲哀を胸に 再び会う日まで
美しき岸辺 美しき丘 ローモンド湖
・・・・いい曲だな。そんな言葉しか思い浮ばない。どんな形容詞もこの曲から伝わる思いを表現するのに足りない。こんなバージョンもあった。日本で手に入らないかなぁ。AidaやGo westだけじゃない。スタジアムで皆に歌われれば、もう立派なサッカーソングだという事か。
それにしても、スコットランド×フランスはスタジアム内から撮ったと思われる動画が山ほどあった。そこら中に携帯カメラやビデオを持ってる奴がいたと考えると何か可笑しい。