等々力に行くのは1年振りか・・・。去年はフロンターレがJ1に上がったし、観に行く事も何度かあるだろうと思っていたが、結局1度きりだった。確かに土日にフラッと行く、という感じではないな。結構近場なんだけど、ムサコからバスというのが遠い印象を与えてしまう。実際はバスに乗ってる時間も大して長くないのだが、駅から歩いてスタジアム、という習慣が染み付いてしまっているので、実際より遠い印象。
それでも今日の試合は前々から興味があったので、バスに揺られて競技場へ。着くととてもアットホームな雰囲気だったのが印象深い。スタジアムの規模は2万を少し越えるくらいだが、その規模が程よくて今日のような同じ首都圏の人気チームが来るとなかなか盛り上がる。以前味スタで感じた雰囲気と似たものを感じた。またBGMも決して凝った選曲ではなく、JリーグのアンセムやJ−POPでハイテンポな曲を流しているだけなのだが、まさにBack Groundで前に出すぎず、いい感じ。ただ、後半開始直前に浜○あゆ△流したのはどうかと思ったけど(苦笑)Jリーグアンセムを聞くと、Jを観に来たなーと実感するし、日産スタジアムでももっと流してくれないかね。まぁ◇ずに曲を作って貰った手前、それをメインに流さざるを得ないんだろうけど。
試合について。前半のFC東京はサポから「シュート撃て!」コールが出るくらい酷かった。ボールは繋ぐけど、相手ゴール前になると急に勢いを失う。カウンターになっても前の3人しか走って無いので、出し所が無くペースダウンの繰り返しで、前節試合後ブーイング浴びたのが納得出来た。
ハーフタイム。重い心臓病を患っているまなちゃんという川崎在住の女の子に対する募金活動の報告+支援に対する感謝のスピーチが行われた。まなちゃんの父親が登場したが、スピーチによるとこの方は土日は草サッカープレーヤーであるらしく、サッカーに対する愛情が言葉の端々に感じられた。最後に、支援したJチームに対してだけでなく、声を上ずらせながらW杯を戦う代表にもエールを送った姿には失礼ながら思わず笑ってしまったが、この人が心からサッカー好きなんだって事はその場にいた全ての人が理解できたと思う。だからこそ、アウェー側からも大きな拍手が送られたのだろう。
後半になると前半とは少し流れが変わってきた。川口が入り、右サイドを走り回るようになってから段々と東京のペースになっていった。徳永、鈴木ノリオがガンガン上がれるようになって、去年のようなイケイケサッカーで逆転。やっぱ苦しい時は慣れ親しんだスタイルで戦いたくなるよな。それでも去年と同じでは進歩が無いし、この試行錯誤は当分続く事だろう。
後半40分、守備固めで増嶋が入った途端に川崎が追いついて、試合は2−2で終了。2−2の試合って内容も良い試合が多いと個人的に思っているが、今日もそれに当てはまる試合だった。ただ、主審ジャスティスが開始15分でイエロー4枚出したのには失笑。しかもどれも両チームのボランチに出したもので、これではもう1枚貰うリスクを考えてプレーしなければならないし余計だった。
天気も良かったし、また良さげな試合があれば等々力に行ってみたい。