多分、マリノスは

 1シーズン制の戦い方に順応してないのだろう。1シーズン制だとどんなチームにも調子の山と谷を経験し、“谷”の時にいかに勝点1なり3を拾うかが重要なのに、マリノスは調子と結果が見事に一致してるんだよなー。今上位にいるチームは、必ずしも内容が伴っていない場合もあるが、それでも勝点は順調に伸ばしている。そういう1試合毎の小さな差がこの時点での勝点19差に出てしまったと思う。
 少なくとも今季終了後には辞めるとは思っていた。去年の終わり頃からマンネリ感が漂い始めてたし。それがこの時点になったというのは、やっぱこの2試合が相当堪えたんだろうな。最下位相手と、ロスタイム失点ではショックも大きいわ。それだけに新潟戦のサッカーは一体何だったのか不思議でならない。
 今後はN○Kのサッカー解説だと思うけど、日本人ではトップレベルの監督だけに、かつてJ2の札幌で挑戦したように、またどこかのチームを率いて欲しい。こんな展開なら面白い

■06年、横浜FC入替戦で惜しくも昇格逃す。
→岡ちゃんにまさかのオファー
→承諾
→キングとの因縁の再会
→お互い真のプロとして結束
→昇格
天皇杯で古巣と対戦、盛大なブーイングを浴びるもキングとJOの得点で勝利
→そして、伝説へ

 有り得なさそうで意外とあるかも。現場に復帰するからにはそれ相応の動機が必要だし、選ぶなら、困難だがやり甲斐のある方を選択しそうだしな。

 後任は水沼との事だが、いかにフロントが岡田さんにおんぶにだっこだったのが良く分かる。ラモン・ディアスだったらOBだし、監督としても実績を残してるから理想的だけど、友人曰く、カ○ロス・ゴー△がある事件を機にアルゼンチン・ラインを切ったらしいからな・・・経験豊富なコーチが付いていればまだいいけど、かなりの賭けだ。それこそ高木みたいに意外な快進撃、という可能性も無くは無いが・・・棘の道が続くだろうなぁ。


 思えば岡田時代で一番面白かったのは03年だった。セカンドステージ、雨の最終節、ロスタイムに起こった久保の驚異的なジャンプと奇跡は今でも忘れられない。