親善試合 日本×ガーナ(日産)


■ガーナの身体能力はハンパ無かったが、途中から日本も慣れてきて上手くボールを奪える回数が増えていった。大体、W杯でブラジルすら押し込んだんだからその身体能力は本物だろう。一方で、それでもブラジルに0−3で敗れたという事は、集中力の欠如とか守備面で致命的な欠陥があるはずで、実際チャンスはあったんだけどな・・・

■緒戦よりかは確実に進歩しているとは思うが、本当に亀の様に一歩一歩ゆっくりと、という感じ。パスの弱さやミスで途絶えた攻撃も、意図は分かるものが多かった。3年前、新潟でセネガルに同じく0−1で敗れた時は行き当たりばったりの攻撃だっただけに、(しかも欧州組総動員だったし)進むべき道は決して間違っていない。

■巻が2代目師匠の路線であるならば、播戸はゴン中山2世か。体を張ったプレー、全身で感情を露にするその仕草は得点源としてだけでなく、ムードメーカー、代表の活力源としても必要となるはず。

■観衆は約52000。予想以上。

■寝ずに朝から並んだ為、夕方には頭が働いてなかった。1階の密閉空間で体調が余計に悪化しそうだったので2階へ避難し、試合終了までそこにいた。いつもと違う面白い経験をさせて貰ったし、昼間寝なかったおかげで今夜は良く寝れそう(笑)

■プレー側は世代交代中であるが、こっちも世代交代。4年前の今頃、ジャマイカ戦を共に観た仲間の顔ぶれを思い出すと、月日の流れの速さを感じずにはいられない。この状況は必然なのは重々承知しているが・・・そんな中図々しくも(?)代表戦に行き続ける俺は、生きた化石ってやつか。なんてね。