その2

■カテゴリC(カテB圏内に行けそうで、中位力)
磐田、FC東京、名古屋、柏、新潟
 連勝や上位撃破で躍進を予感させるも、何時の間にか連敗したりして最終的には勝ち数と負け数がほぼ同じになるカテゴリ。これらのクラブには良い選手が集まってるんだけど、あと一歩上に行くには何かが足りない。例えば、名古屋は先日の練習試合でマリノスに内容では上回ったようだが、結果は0−2だった。開幕前だから内容重視、というのは確かにそうなんだが、毎シーズンこれと同じパターンを繰り返してるのを鑑みれば、今年も同じかという思いの方が強い。柏や新潟も少しずつ選手が集まって強くなってきてるけど、レギュラーが健在でその全員がサボらず走る事で結果を出すサッカー、逆に言えば少しでも主力が欠けたりコンディションが下がって運動量が落ちると厳しいサッカーがシーズン続くかというと・・・。
 FC東京は余程低迷でもしない限り、基本的に城福氏に2〜3年任せた方が今後の為だと思われる。そろそろカウンター依存体質から脱却しないと、この先もずっと“数年に一度カップ戦で上位進出”程度に留まってしまう。
 このカテゴリの中では磐田が結構やる予感。今日のサカマガの名波のインタビューは日本人選手の語りでは最近のベストだった。ドゥンガに育てられた当時の若手が、現役最後の1年を次世代に経験を伝えて成長を助ける為に復帰したって構図が泣ける。磐田は良い『指導者』が入ったと思う。