高円宮杯準決勝(国立)


 何で去年行かなかったのかと記憶を辿ってみると、去年のこの日は味スタに行っていた。だから2年振りの高円宮杯準決勝観戦。

■作陽×浦和ユース
 噂の原口元気を初めて観た。確かにドリブルは並みの選手とは違うモノを持ってたが、試合が進むにつれて段々運動量が落ち、最後は1対1も止められる場面多々有り。それでも延長戦で綺麗なミドルを決める辺りに基本的な技術というかセンスを感じた。
 試合自体は前半を観る限り浦和のボール支配率は6割以上(推定)、作陽はセットプレーしかチャンスが無く、流れの中からのシュートは無かった位だったんだが、後半も半ばを過ぎると浦和の運動量が全体的に落ちて作陽が押し返せるようになり、流れの中からもチャンスを作れるようになった。PKまで行ったら作陽かなと思っていたが、そこで↑のミドル炸裂、と。

■名古屋U−18×FC東京U−18
 まず選手の体格が前の試合より大きい。名古屋の朴監督はその名、経歴を見る限り在日コリアンで、FC東京の方はトップチームの監督も務めてた倉又氏。と、いう事で『いかにも朝鮮半島のチームが見せるような球際が激しく、スピード&パワーで前に進むサッカーVSサイドアタック中心のハイスピードなハラヒロミサッカー』となり、第1試合と全く違う試合展開。
 名古屋の7番は小柄だが、スピードがあり、トップスピードでもボールコントロールが正確で印象に残った。

 決勝は浦和ユース×名古屋U−18となった訳だが、この2チームはGLでも対戦してその時は浦和が勝ってる。だが、今日の試合を観ると、浦和の運動量の落ち方が著しかったので、0−0のまま終盤になれば名古屋の方もチャンスは有りそう。さすがに埼スタまで行く気力は無いので、家に居たらBS朝日で視る事にする。