試合終了直後

 全く、夜走って爽快な気分だった所にこれだ。色々言いたい事は有り過ぎるのだが、まぁ時間が時間なので試合中ずっと頭から離れなかった事を。
 稲本は少し前までフィジカル有り、テクニック有り、得点力有りの万能戦士だったはず。それこそ前のエントリーで書いた福西を押しのける位の。今日いたのは全て中途半端で何も特長の無い並の選手。ブンデスではそこそこ試合に出てるから、もっとフィジカルを生かしたパワフルなプレーを見せてくれるのかと思っていたが。
 稲本といい、あるいは小野、高原もそうだが黄金世代と言われた79年組の、さらに先頭を走ってたエリート達が軒並み壁に突き当たってるにも拘わらず、下の世代からの突き上げも(松井とか長谷部とか)単発なのが、最近の停滞感の源流なのかもしれない。結局最後に生き残って、しかもこれまでのどの同世代よりクラブ・代表で存在感を放ってるのが今までずっとこの世代では脇役で海外にも移籍しなかった遠藤というのも何か示唆させるものがある。