08-09シーズン定点観測-冬

 今夜からCLのトーナメントも始まるし、中間振り返り。

序盤の展望
プレミアリーガ、ブンデス、セリエA他


■プレミア
○優勝争い
 結局、マン・Uか。いつの間にか2位に勝点6差。リバプールとの直接対決が残っているが、ホームだし、いつもの如く圧勝するか終了間際に決勝点取るような、相手にダメージの残る勝ち方をして事実上タイトルを決める、と。もっと守備が崩れると思ってたんだが無失点記録まで作るとは(苦笑)まぁCLではCBが不在だからもしかしたらそこから崩れる可能性も無きにしも非ず。インテルに完敗してプレミアでもリズムを崩し・・・てさすがにそれはないか。
○気になるクラブ
1.トッテナム
不調が予想以上だった。『出費』も予想以上で、今時あんな金の使い方をして大丈夫なのかね。
2.アストン・ビラエバートン
少しずつ戦力を集めて上手くやり繰りしながら勝点を積み重ねていく―――やはり結果は簡単に手に入るものでは無く、地道な積み重ねなのだとこの2チームをみると実感する。それがトッテナムニューカッスルには足りないのだろう。マン・Cは派手なイメージの割に実際に取ってるのがロビーニョ以外渋い(≒脇役で輝く)面子なので、我慢さえすれば来季以降化ける可能性は有る。


■リーガ
首位に食らいつくどころか独走状態。現時点でメッシ+エトー+アンリだけで50ゴール以上で、ボージャンはやや停滞してるが、ここで彼が爆発したら再スパート出来る。ベルナベウで優勝決定とかなら最高のシチュエーションだが。
○気になる選手
ダビド・ビジャ
この人を見る時程、良いFWの第一条件とは足の速さでも体の強さでも、もちろん守備の貢献度でも無く、点を決める事、というのを感じる事は無い。この前のイングランド戦のゴールも“FWらしいゴール”という感想がまず思い浮かんだ。今更言う事でもないが、豪州戦だってFW陣にこの人の半分でも「嗅覚」があれば2−0で勝ってたはずだ。その他記録フェチとしてはラウールの代表ゴール記録(44点)更新を。(現在26〜7点のはず。)


ブンデス
バイエルンもホームで負けるなど、例年になく隙が多いので、ここは是非ホッフェンハイムにタイトルを。そして主力の引き止め+補強で、来年のCLでも旋風を巻き起こして欲しい。例年通り上位に行けそうなのはバイエルンだけ。まぁここもスポルティングに勝ったとしても次(ベスト8)が壁なのだが。
○気になるスタジアム
W杯が開催されたから、その会場が新しいのは当然として、それ以外のスタジアムも続々と新築・改築されているので、この分野に関してはおそらくドイツは欧州でも最先端。で、その最新作が今年竣工したばかりのホッフェンハイムRhein-Neckar-Arena
・専用
・屋根付き
・収容3万程度
完璧過ぎる。もう横浜にこんなスタジアムがあれば、少なくとも今より1時間早くスタジアムに行くわ(笑)そう言えば三ッ沢命名権を売却した時に改修の話があったが、電光掲示板を新しくしただけでその後は何も無いしな。


セリエA
モウリーニョのサッカーて攻撃は特にフィジカルなのだと思う。例え押されててもこれがあれば最後は何とかなるという絶対的な保証というべきか。ドログバ、そしてイブラヒモビッチみたいな前でキープ出来、しかも得点力もあるワールドクラスが前提のサッカー。後はCLで勝ち抜くだけだな。
○気になる日本人
 まぁ森本しかいないんだけど、デビュー時は和製ロナウドとか言われて、そこから連想する得点パターンはやはりドリブル突破からのゴールなのだが、ヴェルディ時代からのゴールシーンをみていると、スペースに飛び込んでのワンタッチゴールやこぼれを押し込むパターンが大半で、あまりドリブルでDFをブチ抜くシーンは無い。それこそデビュー戦ぐらいか。究極はロナウドというよりトレゼゲなのではないかと思う。もう少しコンスタントに取れる様になったら、代表で観てみたいが。