まぁスタジアム名が「横浜国際総合競技場」になるのはこの大会の風物詩というか予想するまでもない事だったが、コ■コーラ製品以外は入り口でペットボトルのラベル、キャップ回収までは想像出来なかった。それだけスポンサーを大事にしてますアピールなんだろうけど、普段のマリノス戦には屋台が幾つも連なる東ゲート広場がステージや案内所、スポンサーブース等に占められてるのを見ると、FIFAの大会だなと実感はする。
平日のこのカードにしては人が多かったのだが、やたら学校やチーム単位の小中学生の団体が多かったという事は、まぁそういう事か。それでも観衆は2万5千程だったのだが、2階は完全に封鎖されていたのでよく埋まってるなという印象。
試合は広島が殆どボールを支配していたのだが、今季観たマリノス戦2試合同様、引いた相手を崩すのに苦労していた。オークランドは総合的なレベルはJ2中位以下かJFLレベルだったが、高さやフィジカルはあるので単純なクロスでは攻略出来ない。ポストに阻まれたシーンもあったがGKが当たっていたので、後半半ばまで0−0だったのならオークランドがセットプレーでワンチャンスをものにする、なんてのも有り得るなと思っている中で広島が先制。
直前にミキッチのクロスからの森崎(浩)のヘッドをセーブされ、そこに詰めたシュートも防がれたのだが、こぼれを拾って流れを切らさずボールを回し、青山がミドルを撃った。蹴った瞬間はボールは浮き上がってバーの上を飛んでいくと思ったし、GKもそう見切ってあまり手を伸ばさなかったのだが、直後に急激に落ちてネットに突き刺さった。今大会のボールはブラジルW杯でも使われる新公式球らしいが、南アと同様これもGK泣かせのボールだわ。生観戦であんなミドルはなかなか観れないんで良かったけど。
その後はロスタイムに一度危ないシーンはあったものの、広島が順当に勝利した。次はアル・アハリか・・・、今日一緒に観た友人某氏とは7年前のこの大会でこのクラブが日テレに“サポーターは○千万人!”、“アフリカ最高のクラブ!”と煽りに煽られた末に雪が舞う国立で同じアラブのアル・イテハド(サウジ)に負ける様を観ており、多少思い入れ(≒同情心)があるチームなのでこの対戦は心苦しいが、広島-コリンチャンス戦を視たいので是非広島は次戦も頑張って欲しい。