J1第4節 横浜M×浦和(日産)


 先週の広島戦は行けなかったので今年初日産スタジアム。基本的に日曜開催よりは土曜の方が嬉しいが、今回に限って言うなら日曜で良かった。これが昨日の13時なら荒天の影響をモロに受けていただろうし。今日はすっきり晴れて暑いくらいで春を感じさせた。

 試合はいきなり動いて2分で先制。仲川の右クロスを走り込んだ前田が合わせた形。去年のホーム浦和戦も早々に先制、というか去年のマリノスは開始5分以内に先制する試合が異様に多かったのだが、今年はこれが初。前田は前半半ば過ぎにも仲川の落としを豪快にボレーで決めて2点目、通算5点目となったが、このサッカーは本当にアタッカーのポテンシャルを開花させるよなぁ。去年のジュニサン、一昨年の仲川もそうだが自分の得意な形、“型”を持つことで自信を深め、更にプレーの幅が広がるパターンが多い。そうなる前提として動きが整理されて迷い無くプレー出来るのが大きいのかな。前田もスピード、スタミナはあっても決して器用な選手では無いので、自分で仕掛けて相手をかわして、という形ではなかなか厳しいが、クロスを点で合わせる形なら良さが出る。
 対する浦和は中盤までのボールの運びは去年よりスムーズになった印象があったが、そこからちょっと迫力が無く左から山中、汰木のクロス、仕掛けがメインの攻め。トップ下の小泉は守備面や走力での奮闘が目立ち、まさに柏木の後継というプレースタイルだったが、攻撃面ではあまり違いを作れてなかった。ここにレオナルドがいればまた違ったのかもしれないが。前半は2-0。

 後半もこの流れで、自陣でボールカットしたマリノスがカウンターで浦和ゴール前まで迫るシーン多し。そしてその形で小池が決めて3-0。その後浦和は選手交代するものの、徐々にボールを前に運べなくなって終盤はほぼマリノスワンサイドゲームとなった。オナイウのゴールがオフサイドだったりで追加点は無くそのまま試合終了。

 マリノスとしては特に大きな負傷者もおらずチーム状態は上がってきた感じかな。これまで連戦だったが、来週のガンバ戦が中止となったために中2日の3/17ホーム徳島戦の後は日程が空く(次戦は3/27ルヴァン広島戦、リーグ戦は4/3湘南戦でいずれもホーム)。この間に今日はイマイチな出来だったエウベルの適応に費やせればと。まぁ前田、岩田、後はもしかしたら渡辺、オビはU24に呼ばれるかもしれないが。前述の前田に加えて岩田も中盤で守備だけで無く前にパスを出せるのでこのままポジション定着しそう。仮に試合中チアゴや畠中にアクシデントがあってもそのままスライドで緊急対応出来る点もgood。とはいえ開幕戦は川崎に完敗したのも事実なので、後は名古屋等の上位(候補)にどこまで出来るかと言う所だな。

 試合が終わってもまだ15時だったので帰りはそのまま渋谷に行って色々買い物などしつつ帰宅。