J2第2節 東京V×山形(味スタ)


 今日は日産で広島戦(しかもホーム開幕戦)だったがチケが完売してしまい、友人の誘いで味スタに行くことになった。味スタのヴェルディ戦は何だかんだ年1ぐらいのペースで行ってる気がする。席はこのスタジアムであまり座ったことが無いメインスタンドホーム側を。

 正直両チームとも知ってる選手は半分程度(特にここ2年ぐらいでプロ入りした選手は知らない選手多し)だったので先日買った名鑑を見ながらの観戦となった。ヴェルディは元マリノス佐藤優平、奈良輪がスタメンで頑張ってるのはやはり嬉しい。山形にもマリノスからレンタル中の山田康太がスタメン。
 試合前はヴェルディがボールを支配して山形はカウンターという展開かなと思ったのが、その面はあるにしろ山形のサッカーが想像以上にアグレッシブで驚いた。特にボールを奪われた後の切り替えと寄せの早さ。前半から何度かチャンスを作る中で、CKのこぼれをCFのヴィニシウスが押し込んで先制。ヴェルディはボールを回しつつサイドで人数を掛けて崩そうとするが、最後のクロスが単調でなかなか決定機までには至らなかった。
 後半も同じ様な展開で、カウンターから山形が決定機を迎える場面が増えていった。特にカウンター時にヴェルディCB陣がディレイするので、中央ががら空きとなりそのまま打っても良さ気だったが、左右にパスした結果GKに寄せられてゴールならずというシーンが幾つか。1-0ならまだ分からないなとは思ったが後半半ばに左サイドからのシュートをGKが弾き、それをまたヴィニシウスが押し込んで2-0。展開的にこれで勝負は決まったかな。
 終盤はヴェルディも積極的に攻め込んだが最後のクロスが単調すぎた面はあったな。単純に放り込むだけでは山形守備陣はなかなか崩せない。そのまま試合終了。

 試合中目に付いた選手は山形の左SH松本怜大。30歳のベテランだけど左サイドをゴリゴリ駆け上がっていって、周りと連携して崩しつつ、守備時の切り替えの早さもあって良い選手だなと。この松本を始め、山形の選手は運動量や当たりを苦にしないプレーが印象的で、ヴェルディにとってはやりにくい相手だったろうなと。一方で山田はその中で存在感が希薄というか、アグレッシブさに欠けたところがあって、味方が相手にプレスに行く場面でも近くで見ているシーンが多かった。今日のようなプレーだと来季の復帰は厳しそうというのが正直なところ。前回の観戦記でも書いたが、マリノスユース出身者はここなんだよなぁ。技術的にはチームでも上位(のはず)なのに、それを試合で活かせない。高3時からマリノスで試合に出てU20W杯にも出場した選手なので本当に勿体無い。

 今日の帰りは飛田給から。思ったより冷え込んだが、友人となかなかコアなw話をすることが出来て楽しい時間だった。