北朝鮮戦

 まぁ前回大会の先制されてそのまま終わったのに比べれば、今回は代表デビューが2人もスタメンにいた中でよくやったのではないかと。南北に関係なく半島のチームとやる時はいつもこんな展開だな。


前半:相手のフィジカルに苦戦してなかなか前に進めない
後半:相手も前半の運動量が90分持つ筈もなく、後半になると急にペースダウン。日本がボールを支配。


 で、お互い『自分達の時間』にいかに点を取るかが毎回勝負の分かれ目になって、結果的にいつも1点勝負という。


 チョン・テセの先制点はいつもJで見せてる動きだったけど、あれを国際試合でやれるのはさすがだわ。日本は特にバンドが後ろへの落としにばかり意識が向いてたんで、そこが残念。ただ、田代はデビュー戦にも関わらず良さが出てた。巻と同タイプだけど、ヘディングのフォームが綺麗だからしっかり頭でボールを捉えられるし、(あくまで巻に比べれば)足元もあるから、定着するんじゃないかね。足元といえば、前田は相変わらず吸い付くようなトラップで見てて安心出来た。怪我無くフルシーズン動けたらシーズン15点はいけるのだが・・・。


 あとまさか本当にカジさんを左で使うとは思ってなかったけど、最後の方はそれなりに対応出来てた、とは思う。まぁガンバでは本職左SBの安田が一列前で、普段代表で左の駒野が右っていうかなり混沌とした布陣ではあったが。