J2第15節 栃木×熊本(グリーンスタジアム)

barcaw2014-05-24
 J1は先週で中断期間に入ったものの、ナビスコは6/1まで、J2は中断無く続くので久々にマリノスの絡まない試合、特にJ2を観に行こうと思っていたのだが、丁度今週末に栃木SCのホーム試合が組まれていたので宇都宮の友人達に会うのと未踏破スタジアム制覇を兼ねて観戦行決定。
 宇都宮駅で友人に車で迎えに来てもらってスタジアムに向かったのだが、道が空いていた中で30分近く掛かった。交通の便の悪いスタジアムには過去幾つか行った事はあるが、駅からの遠さという意味では富山、甲府に匹敵する。さすが車社会というべきか。宇都宮市郊外の巨大な工業団地エリアの中にあるので地図を見た時は殺風景な場所を想像したのだが、実際に行ってみると並木道が整備された緑の多い一帯。到着後は丁度昼時だったので一応宇都宮と言う事で餃子を買い、13時に試合開始。

 調べたら意外にも栃木SCの試合を観るのは初めて。マリノスとはPSMや天皇杯で何度か対戦しているので一度は観てる印象があったのだが、実際はどれも観に行ってはおらず。元マリノスのGK榎本と清水からレンタル中で現在J2得点ランク上位の瀬沼以外メンバーを知らなかったので、名鑑持参での(笑)観戦になった。
 前半はアウェイの熊本がやや押し込む展開ではあったのだが、両チームとも基本的には蹴り合いに終始して落ち着きの無い内容だった。その中で前半半ば過ぎに右サイドを抜け出た熊本の養父が角度の狭い所から逆サイドネットにグラウンダーの鋭いシュートを決めて熊本が先制。この選手は川崎でプロ入りした後、甲府にいた所まで記憶にあるのだが、今熊本とは知らなかった。川崎での新人時代を覚えているので今年30歳と知って驚いた。
 後半は逆に栃木が攻める展開。前半に比べてサイド起点にボールが繋がるようになってチャンスも出来始めたのだが、クロスの精度に欠けてゴールを奪えない。だが、後半15分頃にカウンターから最後は湯澤が左から切り込んで右足でファーサイドへのゴールを決めて同点。この時間帯は完全に栃木が押し込んでいてもう2点ほど点を取れそうなチャンスはあったのだが、そこで決められず、終盤は熊本が巻を投入して押し返し、そのまま1−1で終了した。

 栃木SCで印象に残った選手を。
■DFドゥドゥ
 守備の要。体格もあり、今日は見せなかったが前の試合を観に行った友人曰くロングスローも持っているようなので、例え今季栃木が昇格出来なくても、来年にはJ1でプレーしているのではないかと思う。

■MF湯澤
 同点ゴールを決めた選手。小柄だが小技を駆使したドリブルは観ていて面白い。クロスの精度がイマイチだったが、ゴールはコースを突いた素晴らしいシュート。思うにJ2で活躍する攻撃的MFには司令塔タイプよりも、こういうタイプが多いように思う。

■DF鈴木
 鹿島からレンタル中の若い選手。2011年U17W杯の代表なのだが、長身故に当時はFW、CBとまるでユース時代の杉本健勇みたいな使われ方だったのが、FWになった杉本と異なり、今は左SBでプレー。2度ほど攻め上がって枠内シュートを放ったり、長身を生かしてダイナミックにオーバーラップするスタイルはあまり日本で見られないのでクロス精度を磨けば鹿島でもポジションを取れるかもしれない。

■FW瀬沼
 前述の通り清水からレンタル中の今年25歳になるFWで、現在J2得点ランク5位(7ゴール)。長身の割にドリブルも上手く、恵まれた身体能力を持っているのが見るからに分かるのだが、ポストプレーでは足元にボールが収まらずに苦戦する場面が多かった。清水で(J1で)活躍するにはこの点の向上が重要になるだろう。

 グリーンスタジアムはアクセスは上記の通りだが、スタジアム自体は専用で見易かった。栃木は今日の結果で9位もプレーオフ圏内まで勝点わずか1差なので、来年昇格した時はまた是非行きたいものだ。


 試合後は友人達と飲んだのだが、和風居酒屋といいつつ外観が洋風なのには驚かされたが、料理も酒も和洋幅広く、こんな店が近所にあれば・・・と羨むような店だった。楽しい時間だった。