天皇杯準決勝 大宮×浦和(国立)

 朝まで飲んだくれていたので、さすがに今日はキャンセルしようか真剣に考えた。6時間は寝られるはずだったが、横須賀まで寝過ごしてしまい、帰り時間が大幅にずれ込むという想定外のハプニングが発生。横浜までは戻ったが、そこから寒い中乗り換えて最寄駅まで戻る気力が無かったのでタクって帰宅。睡眠は6時間→4時間に。前日もそんな寝てないので起きられないだろうなーーと思いつつ目覚ましをセットした。結局12時半頃の電話で起きたのだが、意外にもオールした割には気分は悪くは無かった。そんな訳で国立へ。

 当初は先に行っていたケ○輔と、聖火台付近での観戦を狙っていたのだが、SA席エリアだと判明し、浦和側自由が既に満席だったので大宮側へ。バックスタンドとの境界線には緩衝地帯が設けられ、この試合における両チームのサポ比率を表していた。実際、浦和の得点時になるとよく分かるのだが、8割以上浦和サポだったと思う。そんな状況でもペーパーシートを使ってゴール裏をオレンジに染めたりと、大宮サポも頑張っていた。だから今日の写真↑は大宮サポを。
 
 試合は浦和の順当勝ちだろうと思っていたが、実際、個人のレベル、ボール回しで明らかに浦和の方が上だった。大宮はクリア時に、外に蹴り出すのが精一杯、という場面が多々あったし。それでもチームとしてよくまとまっていて、後半終盤はゲームを支配していたと思うし、終了間際の同点ゴールは決して偶然では無かった。

 それでも・・・最後は自力の差が出たかな。何と言っても長谷部のドリブルシュートが凄かった。相手と競り合いながら決して倒れず、ボールを奪われず、前に突き進み、最後は冷静にゴールに流し込むプレーには鳥肌が立った。代表入りは今野の代役、という理由からだそうだが、こんなボランチは今の日本にはいないだけに、是非代表戦でもこのプレーを観てみたい。

 余談ながら今日の試合、前日、いや今日の朝まで一緒に飲んでいた同期も来ていた。お互いよく起きられたものだ(笑)さらに試合後、大学時代のゼミの同期も来ていた事を知った。多くの知り合いが同じスタジアムにいる状況を考えると、可笑しくなってしまった。今年はこれでサッカー観戦も最後、いわば観戦納めだったが、最後に4−2なんてスコアの試合を観ることが出来て、キャンセルしなくて本当に良かった。延長突入時はあんまり寒いんで早く試合終わらせて欲しかったが(笑)