客先訪問

 思えば1年前の今頃は、コンフェデが開催され・・・・も勿論そうなのだが、研修が終わって初めて実際の職場に配属(まぁ実習という名目だったが)され時期なのだった。営業実習にも関わらず、営業支援部隊に入った為に社外の顧客に会う機会が無かったので、実習の成果としては疑問が残る所だが、初めての職場という事で、その時お世話になった部署の方々には現場の様々な事を教えて貰ったので、今でも感謝している。(ただ、客に会わない部署で営業の実習させた新人教育の担当部署に対してはアンケートでその旨を強く言っておいた。)

 それから1年が経ち、ようやく客に会う機会が出来た。今入ってるプロジェクトの設計会議で客先を訪問したのだが、早朝の例のアレのおかげで最初はかなり眠かったのだが(しかも昼過ぎ開始だから余計に危ない)、議事録書かなきゃいけなかったので眠ってる暇も無く、3時間半の会議はあっという間だった。先方の3名の内、1人がチョイ悪オヤジ風でまぁ課長位かなと思っていたら部長だったので驚いた。この男が“出張で”先週1週間“ドイツに”行っていたおかげでプロジェクトが始まらず、とても暇していたのだが、本人に会って、そういう事しそうだと心から納得した。
 話には聞いていたけど、客と言うのは本当にわがままで、あれこれ要求してくる。最初はそんな姿勢に慣れなかったが、そうしなければ、システムが出来た後で行き違いによるエラーが発生しても遅いのだから、今こうして双方の意見を交わすことは重要だなと思い直した。後、実際会議に参加して、これからかなり忙しくなりそうだと実感。客の要求、要望には応える為にやる事は多いし、会議も最低週2日あるので、その準備やまとめを作成しなければならない。と言う事で、SEの忙しさの実態がようやくにして理解出来始めた。今こういう経験をするのはとても重要だから、忙しさには何の不安・不満も無いが、今後2週間だけはW杯シフトで勤務時間は少し抑え目で。

 帰りも運転しなきゃならなかったし、家で飲んだので(勿論、kirin。ラガーのラベルにある代表応援イラストがやけにもの悲しかった。)スペイン×サウジが終わった直後にどうしようもなく眠くなって、濃い一日は終わった。