大晦日の選手権観戦は久しぶりだなと思ってblogの過去ログを辿ったら2009年以来5年ぶりだった。特に神奈川勢を応援している訳では無いが、今大会は年明けの試合に行けず、なら今日という事で。今日は結構暖かかったのだが、例によって観るのは1試合のみ。実家から車で行ったのだが、さすが地元だけあって日大藤沢の応援が多かった。チームカラーがピンクなので、タオマフとか、グッズを身に付けるとセレッソっぽい。
前半は0−0で終了。一度徳島のシュートがバーを叩いたが、それ以外は特に見せ場は無く。日藤はボール支配率こそ高いのだが、相手陣内に入れば入るほど繋げなくなってゴールの予感無し。典型的な神奈川のチームというか、一人一人の技術がチームに生かされず、シュートに繋がらないサッカーだった。悪い時のマリノスの様な、と言えば分かり易いだろうか(苦笑)
後半は開始早々の徳島のCKで主審が試合を止め、日藤の選手を1人ピッチ外に出した。事情はよく分かってないのだが、おそらく後半開始から投入した選手が交代の正式手続きを踏んでいなかったのではないかと思う。一時的に10人なったのだが、そのCKで徳島が先制しただけに勿体無い失点ではあった。ただその直後に今度は日藤がPKを獲得し、これを決めて同点。そして後半半ばには10番の田場が決めて逆転した。そのまま終わるかと思いきや、終了1分前に今度は徳島がPKを決めて2ー2。前述の時間を止めた影響でアディショナルタイムは6分もあったのだが、勝ち越し点は生まれず、PK戦へ。日藤は終了直前にPK戦用と思しきGK交代を行っていた。
そのPKだが、先攻の日藤は2人目、3人目が失敗し、後攻の徳島の4人目が決めれば終了という所で、このキッカーはGKの逆を突きながら枠外に飛ばしてしまう。日藤5人目が決めるも、徳島の5人目が決めればという中で今度はクロスバー直撃。バーに当たって落下したボールはGKに当たったのだが、そのボールはゴール内では無くその逆に跳ね返り、ついにイーブンに。ここまでPK要員と思しき日藤のGKは殆ど逆を突かれていたのだが、日藤6人目が決めて迎えた徳島の6人目のキックを見事防いだ。PK4−3で日藤の勝ち抜き決定。
この試合はTVKで中継されてたらしいのだが、PK戦の4人目で放送が終わったらしい。前半からは想像も付かない濃い試合だった。